2012.05.02〜06
GW 北陸珍道中 −過密な観光スケジュール 車中4連泊 編−
本日5月5日はこどもの日。
国道249号線沿い 大谷川河口
こいのぼり集団に出会う。
実は3日、4日に
お祭りがあったらしい。
なぜ5日の端午の節句に
開催しないんだろねぇ?


珠洲市狼煙町の禄剛崎へ。
古くは航路を照らす
狼煙(のろし)が
あげられていた場所で、
珠洲市のスズは
ススミ(のろしの事)に
ちなむって説もあるらしい。


かつて狼煙が上げられていた
能登半島最北端の地にも
現在では白亜の灯台。
明治時代に建設された灯台も
今や無人化。海上保安庁が
選ぶ保存灯台に指定され、
歴史的・文化的価値は高い。


東京まで302km
上海まで1598km
釜山まで783km
ウラジオストクまで772km。
実にわかりにくい(笑)
日本の中心の表記もあったが、
日本各地には「我こそ中心」を
主張するところがいくつもある(笑)


昨日会ったイケメン
チャラい=軽い=ライトで
名高い石川県民の実家
遊歩道沿いに発見か?
ココを写真撮ってたら
思いっきり変質者を見る目で
周囲の観光客はドン引き。
灯台から5分のペンションらしい。
営業してるか不明。


灯台から南下し、
今は廃線となった のと鉄道能登線
蛸島駅跡の前にある
民宿兼食事処でランチ。
海の幸満載の土地柄なのに
カレーライスを薦める
濃い口キャラのオバァが
鼻歌まじりに紙切れに注文をメモる。


ボロ・・いやレトロな
外観の店はアタリ・・の定義
果たして当てはまるか・・・
デブ界のプリンス
某まいう〜芸人も訪れたことを
誇らしげに主張。
何枚か写真が飾られていたが
あきらかに家族写真ばかり。


彩りは・・・地味。
でも魚はさすがに
地の物で美味い。
後から入ってきた女性2人組の客は
終始無言だったのが印象的(汗)
オバァのキャラが
一人勝ちしてた。


とりあえず観光。
見附島・・その姿から
別名:軍艦島とも言われる。
島全体は能登の特産である
珪藻土でできた島。
天然珪藻土の切り出し七輪は
熱効率と耐久性が高いことで
有名・・高くて手が出ないけど。


恋路海岸〜見附島までは
《恋 みつけ》にちなみ
えんむすびーち≠ニ
呼ばれてるらしい。
ネーミングは ともかく
一人旅では虚しいだろうな。
テーマソングはモチロン
あの鐘を鳴らすのはあなた
きっとアッコなら引きちぎる・・


半島を東西横断道中、無線で・・
「めぐみさんの料金所で・・」と
連呼してたキトゥ観光案内。
横田といえば米軍横田基地か
ジャガー横田しか思いつかんかった。
脳ミソが拉致被害。
そういう理解に苦しむ
無線で、会話のキャッチボールは
常に暴投(笑)


そんなキトゥ観光がどうしても
見たかった?世界一長いベンチ。
ふーん・・長いベンチだね(苦笑)
全長460.9m、1346人が座った
記録もある木製ベンチ・・
実はもう世界一ぢゃないってさ。
現在のギネス記録は650m越え
記録破られても堂々
世界一≠ニ表記の看板はあった。


半島の西側に位置する
能登金剛の景勝地 巌門へ。
夕刻だからか・・GWなのに
寂れた感じで人影少ない。
遊覧船は、強風の為 欠航だ。
風は無風だったけどなぁ・・


土産物屋・・と言うより貝殻屋。
おしゃべり好きの店主の
マイクパフォーマンスが、
虚しく響き渡って閑古鳥。
貝殻は買うものぢゃなく拾うものな
御一行は、あっさりスルー。


7〜80年代にかけ人気を博した
川口浩探検隊的感じ・・の
洞窟入り口。
浩はカメラマンと照明さんの後に
入ったが、ここはきちんと
カメラマンは後ろから入る


洞窟内部の海に接する部分は
意外と広い。
川口浩探検隊なら
何かで磨いたような
ピカピカの白骨が転がり、
頭の上から不思議なことに
しっぽを下にしたヘビが
落ちてくるシーンだ(笑)


ほとんどの人が川口浩は
知らないだろうが(苦笑)、
過去何度も映像化された
松本清張原作の小説
「ゼロの焦点」の
舞台となった場所の
ひとつとして知られる。


風力 ゼロで昇天。
この日のキトゥ観光の
旅のしおりでは、最終目的地は
千里浜とある。
石川県民らいと君の
情報伝達によれば、千里浜は
本日高波の為、閉鎖中との事。
暗雲がたちこめる。


どうしても諦めきれない
キトゥ観光御一行。
ほらぁ〜やっぱり。
観光バスまで走れる砂浜も
高い波によって ほぼ消滅。
これじゃぁ無理。
だで言ったのに(笑)


どのみち夕方だで景色も微妙だし
諦めて風呂でも行こうで。
ダイジョウブ・・
砂浜走れるスポットが
他にもあるでよ。自然相手だで
そりゃぁこういう日もあるわな。
明日に期待しよう。


砂浜走れず傷心の御一行
傷を癒しに
千里浜なぎさ温泉 宝湯へ。
立ち寄り温泉としては
充分な施設。
時間が遅いからか、
ほぼ貸切状態。


父親に似て、髪は命の
キトゥJrユウ君と、
母親に似て、ポッチャリ歯磨き
デーブ@我が長男。
湯上り総会で気分爽快。


ハイオク満タン。
やはり風呂上りの
水分補給は
コーヒー牛乳に限る。



腰への手つきが
イマイチおぼつかない
息子ども。
飲んだ後は
モチロン口ひげ牛乳跡。


明日の朝食の仕入れに、
金沢市内のスーパーへ。
半額のおにぎり
これだけ買っても300円で
お釣りが来て
貧乏家族は満足。
就寝場所探し。


田舎なら、車中泊する場所には
困らないが・・金沢市内ともなると
公営の駐車場では
駐車はできても車中泊は禁止だと。
駐車場係員と一悶着あっての
仕方無しに運動公園駐車場泊


夜中に激しい雷雨に見舞われ
寝不足の車中4泊目。
朝には雨もやみ・・
雨上がり感の写真撮影を
しようと我が愛機にカメラを
向けたが、全く撥水してないので
キトゥ号を撮影(笑)


早朝の運動公園を
ウォーキング@キトゥ夫妻。
どこでも良く見かける
朝の年寄り。
健康第一、安全第二。


雨も上がって安全日かと
思われた最終日。
降水確率は
高めの予報・・・


不安を抱えつつ
年寄りの憩いの場
兼六園を目指す。
過去に何度か訪れた景勝地
石川県民憩いの?庭園


季節によって異なるが
早朝無料入園ができるらしいと
期待して行ったが
時既に遅し。有料の朝7時過ぎ・・
なんとこの時期は朝4:00から
開園してるらしい。


毎週土・日は
石川県民なら無料らしいが、
今時の若いヤツらが
来園するとは思えない
朝日の木漏れ日
落ち着いた日本の美。


巨大なウオッシュレットも。
日本で最初にできたとされる
噴水。園の中心にある
霞ヶ池の水圧だけで
約3.5m噴出。
幕末の技術スゲー。


園内に張巡らされた
約570mの曲水に架かる
雁行橋。今は石の保護の為
渡れないが、ここを
渡ると長生きできるとされる。


渡る世間は・・・中国人ばかり。
ことじ灯篭を右に見て
奥には霞ヶ池・・
このスポットは
写真撮影に最適な場所だけに・・


中国人観光客が
行列を作っていた。
どこもかしこも小金もちの
中国人で溢れている。
朝から元気にニーハオだ。


今日も静かに
黙々と園内掃除ご苦労様。
いつ来ても変わらない光景。
世の中が連休の喧騒の中に
あっても、兼六園内は
浮き足立たず。


浮き足立ちまくりの
観光客御一行。
まだ、誰一人居ない
早朝の土産物屋街が
開くのを待ちわびる。


自称【金沢で2番】
店主いわく、1番と書くより
2番と書いたほうが
注目を浴びる・・
なるほど戦略だ。
たしかに食べてみたくなる。


戦略にハマって
食べちゃったヒト。
ぬわ〜にぃ〜!
やっちまったな!
たしかに2番目くらいに
美味しかった。


キトゥ氏の顔芸は20世紀的だが、
ここは21世紀美術館。
スゲー近未来な感じがするが、
よくよく考えたら
21世紀=現代ぢゃん


オブジェ的なのは、どれも
芸術的感性に乏しい
我らに理解できるかが微妙デザイン。
椅子の窪みに雨水溜まるし
金属製だから太陽熱で熱ちぃとか
ケチばかりつける(笑)


ケチつけてたら
空からもケチついた。
降り出した雨は予報どおり。
美術館は二重構造で
内側の展示ゾーンは
まだ開館しないし、
とりあえず入れるゾーンで雨宿り。


美術館開館は
とても待ちきれない。
年中湿度が高く雲が発生しやすい
日本海側気候丸出しの
加賀百万石の城下町
雨の金沢を脱出することに。
降り始めの雨は
事故を誘発。
連休の浮かれ気分は命取り。
最終日でも、まだ先は長い。
しまりの無いマヌケ顔を
しっかり引き締めつつ
グッバイ金沢。


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