弥陀ヶ原あたりからのぞむ雲海。 かつて富山には 男子は16歳頃までに立山参りを して初めて、一人前の 青年と認められる 風習があったらしい。 良かった、現代はバスで。 半人前の中年も安心だ。 |
標高もさがり、美女平周辺では ブナや立山杉の原生林が広がる。 巨木ともなれば 樹齢数百年から二千年なんて説も。 立山杉≠ヘ富山の県木。 屋久杉∞秋田杉≠ノ並ぶ 日本三杉のひとつらしい。 花粉症のヒトは見るだけで痒い? |
もちろん美女平からケーブルカー。 美女平≠フ名前の由縁は、 立山を開山した青年の 許婚の姫が、願いを込めたら 恋が成就したとされる 1本の杉の樹を後世に 美女杉≠ニ呼んだことから。 今や熟女杉≠セけどな(?) |
無事に麓の立山駅に着。 当初の天気予報では この日は雨の予報だったが ハゲおとこ・・いや 晴れ男のキトゥ観光。 運が良いことに雨は降っていない。 観光大使は後方で るるぶ≠熟読中(笑) |
立山駅前にある熊王の水 水源は美女平付近の山奥にある 熊王の清水=E・ん〜ヤヤコシい。 立山を開山した青年の射た矢で 傷を受けた熊が傷を癒した水で、 その熊は阿弥陀如来の化身で この水を飲めば加護がある・・ なんとも益々ヤヤコシい水。 |
まぁとにかく富山は 湧き水がウマイってことで。 腹も減ったし駅前でランチ。 湧き水は美味かったが ウドンとソバは、いたってフツー。 さすが昆布消費量日本一の 富山県だけに、すべての麺類に とろろ昆布がINされていた。 |
腹ごしらえも済み、 高原バスからチラリと見えた 称名滝を目指す。 高原バスの道路から 八郎坂なる登山道を往復4時間で トレッキングアクセスできるが 登山道は雪で閉鎖中だし、 虚弱なキトゥ観光御一行様は マイカー移動。 |
称名滝(しょうみょうだき)は 4段構成。総合で日本一の 落差350mを誇る (1段の滝での1位は2008年に 訪れた那智滝※) 国の名勝・天然記念物。 見難いが、実は向かって左側。 右のが目立ってるが、 コレは雪解け豊水期の春に 現れるハンノキ滝。 |
実際、ハンノキ滝のが落差のが 約500mと大きいが、 いつも存在する滝ではないので 日本一に認められないらしい。 称名平園地の駐車場から 遊歩道で滝を目指す。 滝までは1.3kmだが、 運動不足家族に この落差はキツい。 |
ほらね。 結局ペナルティウェイトを 背負う事に(笑) なんのバツゲーム? えぇ、日頃の破天荒なカーライフと ガラクタ収集散財への 罪滅ぼし的ヤツです。 |
おこづかい 15%ダウンよりは まだマシか?(笑) それにしても 次男坊、重くなったな。 ヒザが大爆笑してるぜ・・ オイ!おんぶされながら屁こくなよ。 |
カロリー15% 減らしたほうが良い、 飛べない豚はタダのデーブ コレステロールな 嫁&長男坊。 息が上がって 心肺停止3分前。 |
滝壺にのこる雪渓が間近に見える 終点 称名橋から眺めると、 残念ながらガスってきて 滝の上のほうまで見えなくなった。 山の天気は 嫁の機嫌並に 変わりやすいって事だ。 |
滝からのマイナスイオン的 ドレンが降り注ぎ 眼鏡ワイパー作動中の キトゥ観光Jr添乗員ユウ君。 車のハンドル≠ ステアリング≠チて呼ばないと 納得いかない小学生。 うちの長男坊と同学年だ。 |
滝のステアリング≠廻して 水量を止めちゃおう(嘘) 毎秒0・5t〜2t、融雪期や 豪雨のあとは毎秒100tの水が 流れ落ちる称名滝。 嫁に怒られて流すオイラの涙と 同じくらいの量だな。 |
立山からイッキに北上し、 富山湾に面した滑川市 道の駅ウェーブパークなめりかわ。 GW期間中だからか、 駐車場激混みで 「コ汚い車両はコチラで隔離」と 警備員に観光バス用 パーキングへと誘導された。 |
道の駅に隣接する 近代的モダンな建物は何だ? バブル景気崩壊後、 日本経済があえいでいた 1998年に文化・観光拠点 地域のシンボルとして誕生した・・ その名も ほたるいかミュージアム |
博物館と言わず、ミュージアムと あえて横文字使いたがるのが なんだか切ないが、外国人には わかりやすいのか、 看板の前でブロンド美人に 「スイマセン、シャッター オシテクーダサーィ」と 撮影を頼まれた。 |
深海に棲むホタルイカにとって、 日本で最も深い湾のひとつ 富山湾は、最高の棲み家。 春になると産卵の為 湾岸に押し寄せ海面を群遊する 姿を見ることができる。 ※画像はイメージです。 |
ホタルイカは刺激を与えると 発光することで知られている。 スゲー!キレー! 子供感動。 あ、それLEDの光ですけど(汗) いちおう中にホンモノのイカは 居るが、刺激無いので光ってない。 |
もはや・・・ ホタルイカ、関係ね〜し(苦笑) ただのイカの博物館。 しかもイラスト。 まぁ、ホタルイカが いかに小さな生物であるか 対比の為のダイオウイカ。 |
海洋深層水を 汲み上げた展示プールでは 実際に深海魚やホタルイカと 触れ合うことができる。 大勢の人に触り倒されグッタリした ホタルイカが不憫だ。 食べないでください≠フ表示に笑 |
撮影禁止の発光ショーでは、 実際にシアター内を暗闇にして 刺激をあたえ、ホタルイカが 美しく光る姿を見れるが・・・ ん〜なんだかなぁ・・ シアターの外で流されていた VTR映像のがキレイだな(爆) |
集団で光る姿は神秘的でも、 単体で見ると、結構グロテスク。 サイズの小さい ホタルイカだから良いが、 これが海の怪物クラーケン級に デカかったらと想像すると 身の毛もよだつ。 |
ズーン・・入場料大人800円 (季節により異なる)の割には ビミョー@ホタルイカミュージアム。 本当に美しい郡遊海面を見たい方は 早朝に海上観光船に乗り 定置網見学ツアーに参加されたし。 まぁ、条件良ければ海岸から 網で捕獲できるらしいけど。 |
ビミョーなホタルイカを後にし、 魚津市の海沿いを通る 通称しんきろうロード 県道2号線を走る。 ここ富山県魚津市は 蜃気楼が見える街として 有名なのだ。 |
蜃気楼が見えるのは 春から初夏。 上空の暖かい空気層と 下の冷たい層との間で 光が屈折することによっておこる為、 冷たい空気しかない 雨曇りの この日 発生率0%(笑) |
まぁ見えりゃ こんあ感じ(パンフレット画像) よーワカラン。 いろんな物体が浮いて見えたり 逆さまに見えたりする 光の屈折イリュージョン。 |
性格が屈折してるボキには せっかくの蜃気楼オブジェも、 食べ終わった魚の 背骨に見えちゃう。 海の幸食べたいなぁ・・ 腹減ったぁ・・・ |
魚津漁港での夕暮れ。 キトゥ観光の予定していた 夕食プランの御店が TELしたら、なんと休み(!) ツメの甘さがキラリと光る キトゥ観光。 |
何軒か良さそうな 魚津の浜料理的お店を 巡ってみたが どこもGWの夕食時で満員御礼・・ しかたなく・・明らかに フランチャイズな店であろう 回転寿司屋へ。 |
富山名物の白エビ(シラエビ、 富山ではシロエビ)を堪能。 静岡で有名なサクラエビと よく似るが、シロエビのが 少し大きく乳白色。 かつてはサクラエビの代用として 食紅で着色されてたくらいだ。 |
マヌケヅラ。 シースーまいうー。 どうせだったら 地の物を食べようと ホタルイカの軍艦巻も食べたが ・・・・・・う〜ん。 やはりビミョー。 |
食事が遅い時間に なったので、温泉施設も 数件あたったが 結局、本日の宿泊予定地 宇奈月温泉にある 宇奈月温泉会館へ。 駆け込み入浴だったため 最後の客だ。 |
一般的なスーパー銭湯的 大浴場ではなく、 地元のおっちゃん・おばちゃんが 古くから愛用する社交場的感じ。 入浴料も350円と安いが本格派。 シャンプーなどは備え付け無し。 源泉が90℃を超えるので 加水しなきゃ熱くて入れん(汗) |
黒部川の電力開発とともに 発展した宇奈月温泉。 源泉は黒部川上流の 黒薙温泉から7kmもの 距離をパイプで引湯される 全国でも珍しい温泉。 ぽかぽかに温まった身体で 車中就寝。zzzzz |