2012.05.02〜06
GW 北陸珍道中 −過密な観光スケジュール 車中4連泊 編−
鼻血垂れつつ満腹な
昼下がり。食事処から
ほどちかい海王丸パークへ。
海王丸は昭和5年に進水された
商船学校の練習船。
現役引退後はココで停泊展示。
怪しい空模様で風も強いので
帆は広げられていない


でかいイカリ♪
こういうパーツが何故か好き。
我が家に置けないサイズだが。
海の貴婦人と呼ばれる
海王丸も、船内公開されてるので
部品取り物色・・
いやいや、見学へ・・と
思いきや・・・・


大粒の雨が降ってきた
ウワァァ━(´Д`)━━ン!!
まぁ、GW期間中
天気が悪い予報だったので
いままで運が良かったほうだ。
残念だが、雨具準備してまで
乗船したいほど帆船マニアでも
ないので、早々に退散。


しばし、らいと号とランデブー。
車に乗り込んで
移動したとたんに
雨があがりましたが、何か?
前を逝くブレーキランプが
片側切れた整備不良車が
元凶か?(笑)


キトゥ観光配布の
旅のしおり見ると、
昼飯食ったこのタイミングで
更に白エビバーガー≠ニある。
道の駅カモンパーク新湊。
あいにく盛況で品薄の為、食せず。
※画像は食品サンプルでつ。


バーガー食べられず
傷心のキトゥ号を先頭に。
富山県内では路面電車を
運行する事業者が3社もある。
バスよりも環境にやさしいと
近年また復活の兆し。
多くは低床タイプの次世代型。


一部マニアの間で有名な?
京都在住の顔面落書帳
siro氏の実家発見。※画像切替
富山発祥だったのねん♪
ジャポニカ学習帳は
ココで生産される@
ショウワノート本社工場。


工場の壁面にはドラえもん学習帳
※アップ画像切替あり
この建屋の反対側壁面には
リアル学習帳の
巨大壁画があったが、撮影できず。
ちなみに落書きの友、
マッキーのゼブラ工場は栃木県。


ジャポニカ工場横の
富山県高岡市おとぎの森公園。
漫画家「藤子・F・不二雄」が
同市出身ということもあり、
公園内にはドラえもんの空き地
もっと大々的に公園全体が
ドラえもんを押し出しているかと
思ったが・・・


空き地∴ネ外は
いたってフツーの公園。
それでも、他県から訪れてる
観光客はアホみたいに多かった。
土管&&ジャイアンも
見事に再現。残念ながら
しずかちゃんの風呂場≠ヘ
再現されていなかった・・


「ジャイアン、死んじゃイヤ〜ン」
耳元で炸裂する極寒の一言。
若く見える らいとくん、
実はオイラと1歳違いの
オヤジギャグ丸出しっぷり。
我が長男も
思わず苦笑するしかない。


ドラえもんを堪能したら
またもや喰い倒れツアー(笑)
今度は高岡コロッケ。
全国有数のコロッケ消費量を誇る
高岡市。
「藤子・F・不二雄」原作の
キテレツ大百科≠ノ登場する
コロ助≠焜Rロッケ好きで有名だ。


コロ助が・・
もし人間になったら・・
実は頭部金環日食な
キトゥ似・・の像。
まぁキトゥ像なら
手に持ってるのは
ホウキではなくペラシャだが。


コロ助よりも、ガキ大将ブタゴリラと
勉三さんをたして割った感じに
近いナリよ〜キトゥ観光の
飽くなき食への探究心に
一同、ゲップを飲み込みつつ
大満足である。


夫婦でデート中だったのに、
逢いに来てくれた挙句に
色々付き合ってくれてサンキュー♪
らいとくん&あやちゃん。
名残惜しいがココでお別れ。
あやちゃんだけ置いてって
くれても良くってよ?( ̄ε ̄ )


越中国から加賀国に帰郷した
らいと夫妻と別れ・・・
我が陣営は能登国(石川県北部)へ
攻め入る為、
能越自動車道を北上。
部分的区間しか開通してないので
途中下車だけど。


富山県から石川県に入り
マシンも腹が減ったので
満たしてやらねば。
ゴキゲン損ねて
積車のお世話になる前に。
( ゚д゚)ポカーン
燃費って何ですか?


人間の燃費向上 癒しタイム。
日本一の旅館と称される
加賀屋≠ェある事で知られる
能登観光の玄関口 和倉温泉に。
庶民的な我がツアーは
高級旅館の内湯ではなく、
総湯と呼ばれる共同浴場へ。


開湯1200年とされる和倉温泉。
湯の湧き出づる浦=湧浦=和倉
浦とは入り江の事で
かつては海中だった湧出口も
明治時代に埋め立てられ陸続き。
今では更に新源泉まで掘っちゃって
湯量倍増(笑)♪温泉に対する
人間の情熱に乾杯♪


温泉街でマッタリなツアーで無く、
あくまで通りすがり入浴。
浴場で欲情後、既に夜も遅い。
総湯付近で何軒か
開いていた店の中で、
最もひなびた雰囲気の店で夕食。
初めての店なのに
既に常連風。


コワモテの角刈り大将と、
昔かなりモテたであろう
美魔女な女将・・客は我らのみ。
正直、期待していなかったが、
塩ラーメンが激ウマ♪
やはり、ボロ・・いやレトロな
外観の店は意外とアタリなのだ。
入るのに勇気は要るが。


和倉温泉のある七尾市から
能登島経由してイッキに北上
夜は極力寄り道せず
移動に徹するのがキトゥ観光。
日付が変わる前に輪島に着。
輪島功一とボビーオロゴンの
シャベリが似てると気付いたところで
即就寝。zzzz


輪島朝市駐車場。
朝6:00起床。
車中泊の旅。荷物減らすため、
温泉タオルは、お洗濯で天日干し。
ハンガーを車載しとくと便利でつよ。
ウチはガキが幼いとき
よくお漏らししたので常備。
あ、洗濯バサミ忘れた。


輪島朝市は平安時代
千年以上前から続くとされる
歴史ある朝市。
朝市通りと呼ばれる商店街は
歴史ある通りなんだろうけど、
妙にキレイに整備され
完全に観光地化。
もう少しひなびた感が欲しいところ。


昔ながらのリアカーで
干物売る姿もチラホラ。
売り子はホボおばぁちゃん。
輪島の女性は働き者だ。
「こうてくだぁ〜」と
ダミ声が響く。


リアカーのケースには
石川県出身の怪物
ゴジラ松井が色褪せてた(笑)
世界で活躍する背番号55は
輪島マダムの間でも
誇りなのだろう。


輪島が生んだ著名人といえば
マジンガーZやキューティーハニーで
知られる永井豪。・・の記念館。
朝市の風景と全くマッチしない(笑)
実写版キューティーハニーが
居れば入館するけど、今回はパス。


実写版年輩サイヤ人は居た(笑)
目立ってナンボの朝市。
子供たちはイカれた風貌に怯え、
お年寄りの観光客は近寄らず、
それでも外国人にはウケが良いのか
カメハメ波で応戦。


新鮮な海産物をはじめ
干物や野菜、民芸品などの
露店が所狭しと道の両側に店開き。
その数200以上。
ただ売られているものは
同じようなモノが多い。


輪島といえば輪島塗。
露店で売られるソレは
明らかに輪島産では無い?
破格の値段だが、
まぁ輪島朝市の記念に
曲げわっぱ購入。


朝市まで来て何故か骨董屋。
ガラクタ好きには目の保養。
奥に見えるガラスの浮き玉(大)が
欲しかったが、
邪魔になるので手前の(小)を
2つで500円で購入。
土産用に作られたモノでは無く
ホンモノの漁具なのがGood


浮き玉アタマ&グラサンJr。
ペアルックの赤いTシャツは
朝市で興奮した証。
キトゥ家と供にする旅は
ハードなスケジュールだが
マダマダ続く。
欲張りだで行きたいトコが
多すぎるんだとさ。


あてのない旅・・ではなく
あてのありすぎる旅(笑)
半島の先端を目指す。
某氏で言えば砂時計周り≠ノ。
まさに分刻みの時間割計画で
能登周遊。
今日は天気も良さそうで
海風か気持ちイイ♪


途中一箇所だけ渋滞。
原因は海沿い一本道の途中にある
白米千枚田(しらよねせんまいだ)
実際は1004枚。
GW期間中だけ観光客激増。
普段はのどからしい。
数年前のGWに行った熊野の
丸山千枚田とは
また違ったおもむき。


輪島から珠洲方面へ向かう途中の
最初にある塩田へ寄り道。
奥能登エリアは日本で唯一
揚げ浜式製塩法が行われる地域。
江戸時代からの伝統。
のれんにドメイン表記があるのが
現代風だけど。



広大な塩田の向こうは日本海。
浜から汲み上げてた海水を
細かい砂が敷き詰められた
塩田に人力で撒き
天日で乾燥させ、塩分を含んだ砂に
さらに海水をかけ、塩分濃度の濃い
水を集め釜で煮詰める
なんとも手間がかかる製法。
国の重要無形文化財。


頼んでないのに解説してくれるのが
嬉しいサービス。
「潮汲み3年、潮撒き10年」と
言われる伝統技法を
おしげもなく伝授中。


浜士≠ニ呼ばれる製塩従事者の
大変な重労働をプチ体験。
かつて人力で浜から汲み上げていた
海水も今は実はポンプらしいが、
手撒きの製法は守られている。


手塩にかけて♀で
煮詰めて製塩の様子も
見学させてくれた。
精製の過程で生まれる
にがり≠琅rめて苦汁悶絶。


外ではレトロな釜戸で
なにやら嬉しいサービスの予感。
街道沿いに塩田観光施設は
数多くあるが、
ココ塩の駅 輪島塩≠ノ
寄ったのは正解だったかも。


GW期間限定サービス
←釜戸で作ってた
塩ジャガイモを嬉しい試食。
ホクホクのジャガイモが
ミネラルたっぷりの塩味。
まんまとハマって塩購入(笑)


ザ・塩害。
かつて使われていた塩釜と
何故か好みのイカリ萌え。
旅先で出会う魅惑のガラクタ。
写真を撮ってたのオイラだけで
誰一人見向きもしてないさ。


輪島塩≠ゥら数分移動で
曽々木海岸のシンボル
窓岩
夕暮れ時タイミングが合えば
真ん中に空いた窓のような
穴から夕日が納まるらしいが
待っては いられん。


ダイナミックな奇岩が続く
風光明媚な海岸も
やはりハングルな漂流物に
犯されているハムニダ。
アラスカに漂流した震災ボールや、
ビンに入った外国からの手紙的な
美談にはならないやっかいもの。


潮騒を感じながら塩サイダー。
塩田施設2軒目の
道の駅 すず塩田村。
塩作りの歴史が学べる資料館は
入館料がかかるので、サイダーのみ。
宇奈月駅で飲んだ
ブラックサイダーよりはイケる・・


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