2012.07.29〜08.01
The summer vacation −ガレージセール〜信州へ・・行き当たりばっ旅♪ 編−
乗鞍観光センターまでバスで下って
マイカーで再び上る(笑)
三本滝ゲートまでは
車で行けるでね。
善五郎の滝は、三本滝・
番所大滝とともに乗鞍三滝≠ニ
称される滝。


いきあたりばったりで
急遽、滝に向かうことになったが、
子供たちの眠気も吹っ飛び
疲れ知らず。
ただ、上高地に続いて
ココでも熊の目撃情報が
あると知ると、森の熊さんリターンズ♪


県道脇から15分ほど森を抜けると
見えてくる善五郎の滝。
その昔、巨大イワナに引き込まれて
滝壺に落ちた善五郎さんが由縁。
早朝の滝では朝日によって
虹がかかることで知られる。
マイナスイオンの霧が潤いミスト♪


ゲロゲーロ♪さぁ次どこ行こう。
休みも終盤・・とりあえず南下だな。
木曽方面へGo♪
明日は開田高原あたりか。
ナビは国道19号を示すが・・
どうせなら林道がイィ♪
月夜沢林道情報求め、
地元役場に電話してみるが・・・


あいにく、月夜沢林道は
崩れてて通行止。ここ数年
復旧していないらしい・・残念。
どれでも大動脈の国道19号を避け
峠の多い国道361号経由を選択。
国道までは県道39号で
野麦峠越え。
交通量は・・・ゼロ(笑)


途中、旧野麦街道が
ひっそりと史跡で残る。
江戸時代より信州・松本と
飛騨高山を結んだルート・・
今はまったく人影は無く
怖いくらいに静まり返ってた。
夜は来たくナイツ
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル  


江戸時代・・「厳しい峠越えにより
命を落とすものが多いことから、
小屋を建て、番人を置き、
峠越えをする者を救いたい」
という願いを幕府が聞き入れ、
この地に建てられた、お助け小屋。
明治時代・・多くの女工達が
息絶えた哀しい地でもある。
注:建物は昭和の移築古民家


タ・・タスケテー・・
ハラヘッタヨ・・ボキに五平餅を・・
既に夕刻16:50。ん?17:00まで
やってるはずだが・・準備中とな・・
助けてはくれないようだ(笑)
オープンテラス(縁側・笑)からは
フルオープンで座敷が見える。
中に人の気配はすれど、声掛けても
反応無し・・ヒィー((゚Д゚))モノノケ?


1982年2月公開・東宝
あゝ野麦峠 新緑篇≠フポスターが
寂しげだ。個人的には79年の
大竹しのぶ主演あゝ野麦峠≠謔
コッチのがキャストがイイ(笑)
峠を越え諏訪・岡谷の製糸業に
従事し必死に生きた女工のお話。
リアルに実在した女工の石像も
あったが・・なんか怖すぎて・・


スクールウォーズでお馴染み?
岡田奈々 若っ!!
今や美魔女の石田えりも若い。
あ、この映画公開時、
ボクちゃん6歳でつ(笑)


国道361号に入り
九蔵峠は御岳の裾野まで
バッチリのビューポイント♪
信州サンセットポイント100選にも
選ばれてて、小さい展望台もある。


開田高原のある木曽町着。
本日の温泉二本木の湯
スマホにしてから
旅の途中の検索も楽チンで
サクっと見つけた天然温泉。


乗鞍の温泉につづいての
貸切状態(笑)
ぬるめの炭酸水素塩泉で
薄めたコーラのような色と
シュワシュワ感が超キモチイィ♪
デカい温泉施設ではないが
それがまた、ひなびた感でGood!


本来、温泉施設内に
ちょっとした食事処があるようだが、
この日は既に終了。
温泉のオバちゃんから飲食店情報を
収集するが、近所の美味い店は
定休日で、残すは国道19号沿いに
数えるほどしか開いてないらしい。・・・


国道を北上すること十数分。
開いてる店少ねぇぇぇ〜・・
ようやく見つけた焼肉店で
なぜかラーメンを食し、本日終了。
朝一、開田で木曽馬・・の予定が
だいぶ北上したので
奈良井宿で就寝゜オヤスミヽ(´∀`)ノ


AM6:30 w( ̄◇ ̄)w オッハーァ
江戸の日本橋から
滋賀の草津までを結ぶ中仙道。
69ある宿場町の江戸から34番目が
奈良井宿。橋脚を持たない
木橋では日本一幅広という
木曽の大橋が目印。
総木曽ヒノキ造りの贅沢な橋。


木曽の大橋の国道側に駐車場が
少しあるが、奈良井川はさんだ
対岸にも2011年に
駐車場(無料)が整備された。
国道側パーキングで車中泊は、
夜間トラックの走行音が激しいので
対岸のが少しは静かだ。
民家も近いのでマナーに注意だが。


「良く寝れたかね?」と
気さくに声を掛けてくれた、
駐車場の隣に住む
サングラスダンディ。
聞けばオジサマの息子さんも
ナナマル乗りらしい♪
早朝から、夏休み遊びに来た
お孫さんとキャッチボール。


かつては木曽路最大の
賑わいを見せた宿場町も、
江戸時代の面影を残す街並みは
トテーモ静か。
今回の旅、早朝からの
行動が多いからか?


宿場町としては妻籠・馬籠より
知名度が低い奈良井宿
奈良井千軒≠ニ云われ栄えた
宿場町は生活感の中にも
粋≠ェある。


やっぱガラクタ収集家的に
こういうモノばかりに目がいく。
レトロな品々が溶け込んだ
素敵空間。
町の雰囲気を大事にする
住民の心意気が伝わる。


奈良井には水場がたくさん。
生活密着な水場・・
スイカもキンキンに冷えてる。
演出ではなく今も地元民の
生活の一部なんだろう。
建物が密着している中、
水場を設けることで
僅かな空間をあけ延焼を防いだとか。


木造家屋が主なので
ひとたび火災が起これば
大災害。早期発見と警鐘の発信
通信網が発達した今・・
火の見やぐらは現役だろうか?
横の建屋には奈良井
婦人消防隊≠フ看板も。


木造の家並みの中、
ひときわ異彩を放つモダンな洋館。
お医者様のお宅だったらしい。
ちなみに奈良井宿は
2011年のNHK連続テレビ小説
おひさま≠フロケ地でもあり、
この洋館前では出征兵士を
見送るシーンの撮影が行われた。


奈良井宿には前述の無料駐車場の
他に有料駐車場もあるが、
有料駐車場脇には
C12-199号蒸気機関車が
静態保存されていた。
戦前(昭和13年・1938年)製造。
やはり旧いモノの質感は、
現代のモノよりイイ♪


千本格子が美しい洒落た空間。
約180年前に建てられた
漆櫛問屋を利用した
喫茶店らしい。
中ではシブい店主が
サイフォンでコポコポ珈琲いれてた。
ただ、あいにく準備中・・
それにしても田舎はのんびり。


観光案内所の人に聞いたが、
店が開く時間はアバウトで
運が良いと気まぐれで
早く開くらしい(笑)
スローライフってステキ・・(ToT)
ぜーんぜん開いてない店が
多い中、ようやく一軒
木曽漆器のお店OPEN・・


伝統工芸品の木曽漆器。
漆器の下地作りに重要な
錆土っちゅう粘土が明治時代に
奈良井で発見されて、
より堅牢な製品ができ、
全国に知られたらしい。
高級品は買えないので、
1膳100円のハシを4膳購入。
それでも木曽ヒノキ製。


お箸の国の人でも
長野名物おやき≠ヘ ハシ要らず。
相変わらず店のOPENは遅めの
奈良井宿だが、ようやく
食い物にありつけた。
おやき≠ニは、小麦粉・蕎麦粉で
できた皮で、いろんなアンを
包んで焼いた ご当地グルメ。
定番の野沢菜が一番マイウー♪


おい!そこの食いしん坊オバサン
オイラたちにもエサよこせ(笑)
人が住む環境に営巣するツバメは
害虫を食べてくれたりする益鳥で、
どこでも大事にされてる。
ツバメは賑やかに飛び回りだしたが、
お店は未だなかなか開かないので
奈良井宿はコレまで。
そろそろ移動開始の朝10:00


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