2012.03.24〜27
めんそ〜れ沖縄 −格安タイトスケジュール弾丸トラベル3泊4日 編−
はりめぐらされた
フェンスから垣間見える
軍用車両のは数えきれない。
コレが自動車教習所なら面白い。
教官は海兵隊のライオネル軍曹
(フロリダ出身、30歳)。
イケメン鬼軍曹にしごかれ、
泣きながら坂道発進・・・とか(笑)


ん?オキナワに日焼けサロンは
必要なのか?なにもしなくても
外にいれば こんがり小麦色だろ。
あえてサロンに行くのが
沖縄人のステータス?
「実は、あの大佐も通ってんだって」
「マヂかよ!シゲル・マツザキ」
ってな会話が聞こえそう。


ここ、タイとビルマの
国境だったっけ?(笑)
怪しさ満載。
アジアとアメリカが交錯する
琉球って、やっぱステキっす。
コレでローラーブレード履いた
水着ネーちゃんが居れば、
気分は三途の川の西海岸。


アメリカかぶれの我が家は
こういうお店が大好きなんです。
”普天間アンティークモール”へ。
いかにもOKINAWAって感じの
英語表記な看板が目印。
店内はアメリカン家具・建具から
US玩具まで・・まさに宝庫♪


燃料が高騰してますなぁ最近。
どうせ高いなら
こういう給油機で入れたいわぁ♪
家に欲しいオブジェ。
本土に送ったら送料いくらに
なるんやろ?
そもそも買えても置き場が無いが。


ビンテージコールマンや
アンティークなファイヤーキング
多数あります。値段は・・・・・・。
う〜ん。米軍基地があるから
安いと思ったのにな・・
USAな看板も欲しかったが、
手が出せずな金額で意気消沈。


傷心で北谷町美浜にある
アメリカンビレッジへ寄り道。
昔、米軍施設があったところを
返還後に開発したタウンリゾート。
まぁ、いわゆる観光客が
沢山居るショッピングモール。
映画館やボーリング場も併設され
地元の若者や非番の米兵で
賑わうらしいよ。


アメカジ的な服飾店や、
飲食店が数多く立ち並ぶ。
どこもかしこもまぁ、なんというか・・
地元にあれば行くけど
旅行に来てまで寄らなくても・・
みたいな感じ。
米軍放出品の店のが
数倍楽しめるのわ俺だけか(汗)


大型複合施設のおかげで
地元商店街がサビれるのは
ドコも同じだなぁ・・と
刺繍屋の商店街を思い出す。
ココでは唯一、アメリカンな
パッチが山積みの・・・
下の錆びたコーラのワゴンに
ときめいた(笑)
サビの浮き出方とかに(変?)


なぜ、興味のないモールへ
寄ったかと言うと・・コレ目当て。
返還前の沖縄 米軍統治時代
アメリカ資本で創業し
今や 沖縄でアイスクリーム屋
と言えば”ブルーシール”
田舎のスーパーの、集めて貼ると
何かがもらえそうなヤツ
みたいな名前だが(笑)


あぁ、結局 観光客しちゃってる
自分達に、今 気が付いた(笑)
どうしても食べたかったんだもん。
本土で言えば
サーティーワン的なフツーの
アイスクリーム屋ですけど。
オネーさんは本土よりキレイ(?)
沖縄各地で展開中。


味はピカイチ。
高温多湿の沖縄の
風土に合わせた
さっぱりしたフレーバー。
さとうきび味は かなりイケてる♪
「コーンorカップ?コーンは
アイス落とす可能性大でつが」
この日はキャンペーン中で
大盛りだで なおさら。

在沖米海兵隊基地司令部が
おかれるキャンプ フォスター。
県道沿いには海兵隊消防署。
ピアス社製のアメリカンな
消防車が、屈強な
ファイヤーファイター達の愛機。
映画バックドラフトの
カート・ラッセルみたいな
消防士は、あいにく不在だった。


有刺鉄線がいかにも基地の雰囲気。
普段はもちろん立入禁止だが、
意外にも、毎週末どこかの基地で
フリーマーケットが
開催されてるらしい。
業者の中には、フリマで仕入れて
外で高く売るヤツもいるようだ。
しまったなぁ・・下調べしておけば
また違う沖縄が楽しめたねぇ(泣)


有刺鉄線の外では、ジョギングする
米兵をたくさん目撃した。
気が付けば
基地やら軍用機ばかり
やたらと写真撮りまくり、
すでに夕方。
本日の宿泊先は那覇市内。
ジョギング金髪美女の
背中追いかけ、いざ那覇へ。


国道58号縦断ドライブも、
南に向かうにつれ大渋滞。
やっぱ那覇は都会なのねん。
渋滞を避け早めのディナー。
PM6:30
軽食の店 ”ルビー”
地元で大人気の食堂らしい。
昔の喫茶店みたいな造り。


沖縄の食堂では、
水が運ばれてくる代わりに
ヤカンが置かれている事が多い。
しかも普通のお茶だけでなく
甘いアイスティーまである(笑)
なんだか秘密のケンミンショー
みたいになってきたな・・


運ばれてきた”Aランチ”見て驚愕。
オイオイ、どこが軽食≠セぃ??
かなりの重力級。
低価格でボリュームたっぷり。
昼でも夜でも”ランチ”なのが
沖縄文化だ。
愛知県で、昼でも”モーニング”
出てくる喫茶店と同じ感覚か?


胃がもたれつつチェックイン。
3泊目は那覇のハーバービュー
クラウンプラザホテル。
2泊した田舎リゾートの
ホテルとは違い、都会のド真ん中だ。
格安ツアー用のビジネスホテルかと
思ってたら、意外とちゃんとした
ホテルだったので驚いた。


おおぅ!サービスも充実。
初めて客室まで荷物運んでくれる
HOTELに泊まったわぁ・・
気分は、「姉さん、事件です・・」で
おなじみ90年代ドラマの
高嶋 政伸だ(笑)


格安ツアーだけに、レンタカーは
ホテルまで引き取りに来てくれる
はずもなく・・
(高いツアーはホテル乗り捨て可)
近くの給油所で満タンに。
そう、翌朝早い時間に
帰国(?)せにゃならんので
前日に返却なのだ。


返車に向かう途中の標識。
こんなんで喜ぶのは
中学生までだよな・・と
言いつつ撮ってしまう自分(汗)
”漫湖”は那覇にある湿地帯。
英語表記はManko Wetland(笑)
地元では「漫湖公園で写生大会が
行われ・・」って普通に報じられる。
ボカシは自主規制ではなく
とっさに撮影したから。


おい!調子悪いポンコツの
ヴィッツを配車しやがって!
と文句言ってやろうと思ったが、
前述の”漫湖”で
すべて水に流すことにした(笑)
世の中、いろんな珍地名が
あるから面白い。
しかし、ボロいわりに
燃費良かったなヴィッツわ。
さすがコンパクト狭小車。
高校生の時に来た沖縄には
電車なんて無かったなぁ。
2012年現在、那覇空港から
首里城のある首里駅まで、
モノレールが運行中。
沖縄都市モノレール線
愛称:ゆいレール。
トヨタレンタリース近くの
赤嶺駅から漫湖を渡って
国際通りのある牧志駅まで260円也


沖縄が本土復帰した1972年から
計画され、2003年開業の
ゆいレール。
随分時間がかかったもんだ。
太平洋戦争の激戦地だけに
建設時には不発弾処理も
何度か行われたらしい。
未だに負の遺産が残る沖縄。
赤字でも路線延長計画があるのが
第三セクターっぽい。


牧志駅から歩いて数分で
国際通り 東側入り口着。
琉神マブヤーがお出迎え。
沖縄ローカルヒーローだ。
観光土産業者が、男の子向けの
お土産が少ないことから発案し
誕生した、なんとも
大人の事情を含んだヒーロー(苦笑)
必殺技は、光るゲンコツ(爆)


ヒーロー戦隊モノに
全く興味を示さない
我が家の変な(?)子供達は
こっちのが目を輝かせてた。
「飛べない豚はタダのブタ」野郎。
沖縄で最も日常的に食される
ポークのリアル生首。
ラフテー、ソーキ、ミミガーに
チラガー・・すべて聞いたことは
ある豚肉料理だ。


国際通りから脇道の市場本通りへ。
夜でも賑わう商店街だが、
店じまいを始める
お店もチラホラのPM9:00前。
やはりディープに路地裏を
散策したいなら、もう少し
早い時間に来なきゃダメだな。


琉球ならではの
食材を扱う店がひしめく
”第一牧志公設市場”にも
是非立ち寄りたかったのだが、
既に市場が閉まってた・・
ちなみに”第二牧志・・”は
過去存在したが今は無い。


市場近くの”松原屋製菓”で
サーターアンダーギーを買う。
通りすがりに寄ったお店だが、
人気の琉球菓子屋さんらしい。
国際通りは、どこも似たような
土産物屋ばかりで、正直イマイチ。
やはりこういう”路地”のが楽しい。


で、結局のところ
このテのお店ばかりに
目が逝ってしまふのでつ。
ミリカジだけに、どうせ
アーミーグッズに毛が生えただけ?
と、期待していなかったが
意外にもホンモノ系。


そりゃ、本土に比べりゃ
安いのだろうが、観光客相手の
メインストリート界隈だけに
値段設定も、基地近くの
払い下げ店より少々高い。
結局、何も買わなかったが
目の保養にはなった(笑)


目の保養の後はビンビンに?
滋養強壮に良いとされる
ハブ酒を扱う店も多い。
臭みを無くすため絶食させたハブを
生きたまま泡盛に漬ける残酷酒。
写真を撮ってるのは
100%観光客のみだ。


旅行者いっぱいの国際通り。
繁華街でたむろするのが
好きな若者には楽しいだろうが、
貧乏オヤジには眩しすぎるぜ・・
ネオンきらめく夜の街。
「沖縄の荒れる成人式名物、
ポリスと揉めまくるシーン」が
思い出される
国際通り 警察24時。


戦後の焼け野原から
目覚しい発展を遂げた
このストリートを人々は
”奇跡の1マイル”と呼ぶ。
奇人なボキには
特別な”奇跡”に気付くより
ありふれた”軌跡”を築いた
日常にスポットライトを
あてたい訳でして・・ハァ?


あぁん?
日常的に光少なめ?
那覇の夜景は計画停電か?
今回の沖縄旅行は予算の関係上
スケジュールきつめの
弾丸トラベラー。
もの足りなさの残る夜。
名残惜しいが
これにて就寝。


最終日、早朝6:30
VIPな公用車・・ではなく
フツーのタクシーで
空港へ向かう。
朝早くて低血圧だからか、
まだ帰りたくないよぅ・・って
後ろ髪引かれてるからか
テンションは低め。


無論、タクシーの車内は
運転手との会話も無く
気まずい雰囲気(汗)
さらば!沖縄。
また来る日まで・・
当初モノレールで
空港に向かう
予定だったのだが・・


バカでかいスーツケースの中に
たたんで隠し持ってた
小型のスーツケースが
増えたのでタクシーにて。
山盛りの黒糖&琉球菓子に、
放出品で買った軍服多数、
それにタダのお土産
サンゴと砂・・セキュリティチェックに
一抹の不安。


那覇空港の土産店前。
お笑い芸人さんと遭遇。
気さくに撮影に応じてくれた
COWCOWの山田ヨシ氏。
芸能人オーラは・・きっと
消していたに違いない。
フツーに海ぶどう≠
物色してた(笑)


芸能人に思わず声掛けたことよりも
ツッコミのヨシ氏の名前がすんなり
言えた自分に驚いた。
ヨシ氏のフリップ芸の飛躍と
COWCOWの更なる
活躍を願いつつ、那覇離陸♪
なんじゃ、このコメント(苦笑)


復路は2時間ちょいで
中部国際空港セントレア着。
早っ!近いな沖縄。
手荷物バックがパツパツで
機内のトランク内で引っかかり
CAさんに御迷惑を賭け、結果
飛行機降りた最後の客になる(汗)
思い出の記念スナップ


我が家に着いたら
既にシーサーが先に到着してた。
恐るべし、日本の宅配業界。
さっそく玄関前の
ビンテージワゴンに鎮座。
我が家を魔の手から
守ってくれたまえ。


魔の手?
あれこれ欲しくなる
悪魔のアイテム。
結局、たいした戦利品が
あったような、なかったような?
作業着的 軍モノ衣類
しかも上着ばっかりだ(笑)


←とは対照的なナチュラルみやげ。
ビンに詰めたらオシャレに見える。
タダだしね。
あっという間の3泊4日。
いつかまた・・きっと行きたい
家族で満喫 沖縄トラベル。
まずは資金が問題か・・(汗)





【編集後記】
嫁の”思いつき”と
”ノリ”と”勢い”だけで決行した沖縄トラベル。
結局ね・・格安ツアーだけに3泊4日でも・・
遅着、早発の為、実動2日の限られた時間しか無いので不完全燃焼気味。
早着、遅発だったら、またきっと時間的余裕が違うハズ。
今回は、ほんの少し”OKINAWA”をカジっただけ。

それでも、オイラは一部のキワモノ系でソコソコ満足(笑)、
嫁と子供たちも それなりに(?)楽しめたみたいなので結果オーライか♪
ランクルで移動する旅も楽しいけれど、
たまにはいいな、フツーの(?)旅も。


/ / /
写真館2012TOPへ
戻る
ホームへ