旅行といえば野宿か 車中泊が基本な我が家。 嫁のボヤキで決まった 今回の沖縄旅行。 出発の日は次男坊の 保育園卒園式。 前日、すき家の牛丼を 喰ってる最中に抜けた 下っ歯が微笑ましい。 |
とはいえ、貧乏ファミリー・・ 高い旅行代金は払えないが、 完全個人手配は逆に高いので 旅行ブローカーを通して 飛行機の便が選べない 格安個人ツアーで運まかせ。 案の定、遅い便での出発決定。 次男の卒園式があったので 逆に助かる遅め出発inセントレア |
予定では、15:45分発の ANA307便。 耳に飛び込んできた ”出発が遅れております・・”と 遅延を知らせる 場内アナウンス。 おいおい・・ 北朝鮮からミサイル発射により 欠航とかは勘弁しちくりよ・・ |
結局、遅延は10分くらい。 無事搭乗手続きで一安心。 まぁ、その前の セキュリティーチェック 金属探知機にて、家族の中で 唯一オレだけ3回引っかかって ベルト外してズボンのスソまで めくらされたのは内緒でつ。 ボキ怪しくないハムニダ。 ハヤクよど号乗せてクダハイ。 |
思えば、子供達は 初めての飛行機搭乗。 引きつり笑顔の長男は 迫り来る”G”に悶絶し ギュッと股間を握り締めてた。 ダイジョウブ、オチツイテ。 ツイタラ桃源郷ハムニダ。 平壌経由で那覇目指す♪ 注:フィクションでつ。 あ、今時よど号事件知らんか・・ |
かつてソビエト連邦の 宇宙飛行士ガガーリンは言った。 「地球は青かった」と。 そういやぁ、我が家の中で タダ1人、高校の修学旅行で 沖縄に行ったことがある自分。 あのときケツは青かった。 蒙古斑もくっきり残る青年期(笑) もはや、沖縄修学旅行の 思い出といえば・・ |
飛行機内で同級生のF君が 暴れだし、到着したホテルでも 客室内にシャワーの湯を 撒き散らし、そのまま 那覇市内の精神病院に 入院したのと・・普段、威勢のいい 生活指導の教師Mが 観光施設で首に大蛇を巻かれ 顔面蒼白になってた・・って 記憶しかない。 思いをはせる往路2時間半。 |
眼下には沖縄が見えてきた。 那覇空港の場合には 高度制限があって 一番下を民間機、 その上を自衛隊機、 その上を米軍機が使用するため 高度約1000フィート (約300m)の高さを 民間機は低空飛行するらしい。 胴体着陸だけは勘弁だ。 |
那覇空港はあいにくの 曇り空@夕方到着。 実は年間快晴日数が 全国で最も低い沖縄県。 年間で雲量が1以下の 快晴日わずか8日。 海に囲まれた島なので 雲ができやすいようだ。 まぁ亜熱帯だし、 雨降ってないだけで ヨシとしなきゃな。 |
めんそ〜れ♪空港到着ロビー 手荷物受取コンベアー 家族4人分の荷物を 詰め込んだ、我が家の スーツケース(借り物)は 他の旅行者のとは違い ひときわデカく目立ってた。 [那覇ッナハッ♪]と “せんだみつお”のマネをする 観光客も皆無だ。 |
今回の格安ツアー。 レンタカー付き。 沖縄はレンタカー無しでの 移動は厳しい。 なにせ、那覇市内に モノレールがあるだけだもん。 タクシー移動ぢゃ高いし。 送迎バスでレンタカー会社 各社へ散らばるトラベラー |
めちゃんこ沢山ある レンタカー会社の中から Tレンタリースを事前チョイス。 別にトヨタに拘った訳では無く 空港から一番近いから(笑) 拘るヒトにはフェラーリとか 高級外車が借りられる レンタカー会社もあり。 無論、高級車でも容赦なく ハズい【わ】ナンバーだが(笑) |
今回の相棒、ヴィッツ。 旅行代理店の手配で 事前説明無く勝手に 禁煙車にされてたのが不満。 『シャレたコンパクトカー要らんで 安くてボロい商用車無いのん? プロボとかカロバンとかさぁ』 って詰め寄って代理店の ネーちゃんに苦笑されたのが マズかったのか・・ピンクだし。 |
レンタカー借りた頃には すっかり夜。PM7:50 那覇市内、空港近辺は 特に渋滞がヒドい。 ヴィッツのトロいナビの 曖昧な案内で 道に迷いつつ 沖縄自動車道に乗って 那覇市を脱出。 夜の那覇に用は無い。 |
沖縄旅行が決まったとき 真っ先に行くと決めた 沖縄市中央にある ”玉橋刺繍店”に立ち寄る。 このためにフライトジャケットを 持ってきたのだ。 初日に寄って注文すれば 旅行期間内に仕上がるだろうと 勝手な思い込みで。 営業時間は”だいたい” 夜9時くらいまで・・と沖縄タイム。 |
横須賀の派手なスカジャンとは また雰囲気の違う、 フライトジャケットに刺繍という 独特なスーベニアジャケットが 多数陳列。見本では無く売り物。 コレ買っても良いのだが、 店頭のジャケット自体は 安物のペラペラ。 ようは、刺繍の手間賃が 商売なのだ。 |
なので、本物のジャケットを 持ち込んで刺繍してもらうのが お薦め。 英語で書かれた地図の裏に 「MA−1」と書かれ 引換券的感じで渡された。 「CWU−36P」だけどね。 店主のオジィには この手のジャケットは 全部「MA−1」なのだ。 |
デザイン自体の持ち込みも 可能だが、自分はセンスが 無いので店に陳列されてた中の デザインから選んだ。 「明日の夕方には 仕上がってるさぁ〜」とオジィ。 明日は自然満喫予定なので 明後日引取りに来ることを 伝え、店を後にし 一路、宿泊先のホテルへ。 |
ホテルに着いたのは 夜10時近く。 リゾートホテル好きな人なら 拘ってランクアップするだろうが、 我が家は普段野宿なので 寝泊りできればドコでもOK。 ツアーに基本指定の リザンシーパーク谷茶ベイ。 |
夜遅くということもあり、 もはや出歩くのも疲れるので 今夜のディナーは ホテル前のコンビニで。 それでも沖縄気分を 味わうため、沖縄限定商品を セレクト。 油ミソのライスサンド美味し♪ |
沖縄の観光情報雑誌も 買って持参したけどね・・ ん〜なんだかなぁ・・の内容。 コッチの本のが参考になる。 車屋のT氏から借りた ”世田谷ベースD” 所さん流沖縄生活を 熟読しつつ就寝。 |
心地よい目覚め。 気温は本州より断然高いのだが 海風が冷たく肌寒い。 まぁ、3月だもんな。 前日の曇り空から もちなおして天候は晴れ♪ |
ホテル前のビーチで。 子供達は大はしゃぎ。 そりゃそうだ。美しい海。 大人でもテンション上がる♪ 修学旅行で来た当時は 無理な開発で赤土が 流れ出てたもんなぁ・・ |
力尽きたウミガメの亡骸。 子供達は間近で見る 生と死に何を思っただろうか。 『カメだー!スゲーぞぉ 寝てるねぇ〜早起き苦手?』って うん・・奥が深い。 無邪気万歳。 |
そんな無邪気どもに 青い珊瑚礁を見せるべく、 格安ツアー代金に標準装備の ”青の洞窟シュノーケル”へ。 ところがどっこい 波が高くて船出せませんだとさ。 +1000円払って 餌付けシュノーケルコースへ。 |
後から考えたら 楽しみにしてた青の洞窟に 行けなかったあげく、 たいしたエサでもないし、 船も出さないのに 1人+1000円・・おかしくね? ボラれた感は否めない。 |
まぁ、開放的になってる 観光客だからさぁ。 せっかくココまで来たし・・ ってのもあって 払っちゃうんだけどさ(苦笑) ボロいサビ錆びハイエースで 目的のビーチへ移送される マヌケな観光客ども。 |
ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ♪ この有名な歌は 実は悲しい反戦の歌・・ |
おやおや? 明らかに他人の畑の あぜ道を通り抜け(笑) ずいずいとガイドが先導。 沖縄人は おおらかなのだ。 |
ウエットスーツ姿で さとうきび畑を行進も なんくるないさー 周りには同じような格好の 観光客ばかりだもん(笑) プチジャングルを抜ければ・・ |