2012.03.24〜27
めんそ〜れ沖縄 −格安タイトスケジュール弾丸トラベル3泊4日 編−
旅行といえば野宿か
車中泊が基本な我が家。
嫁のボヤキで決まった
今回の沖縄旅行。
出発の日は次男坊の
保育園卒園式。
前日、すき家の牛丼を
喰ってる最中に抜けた
下っ歯が微笑ましい。


とはいえ、貧乏ファミリー・・
高い旅行代金は払えないが、
完全個人手配は逆に高いので
旅行ブローカーを通して
飛行機の便が選べない
格安個人ツアーで運まかせ。
案の定、遅い便での出発決定。
次男の卒園式があったので
逆に助かる遅め出発inセントレア
予定では、15:45分発の
ANA307便。
耳に飛び込んできた
”出発が遅れております・・”と
遅延を知らせる
場内アナウンス。
おいおい・・
北朝鮮からミサイル発射により
欠航とかは勘弁しちくりよ・・
結局、遅延は10分くらい。
無事搭乗手続きで一安心。
まぁ、その前の
セキュリティーチェック
金属探知機にて、家族の中で
唯一オレだけ3回引っかかって
ベルト外してズボンのスソまで
めくらされたのは内緒でつ。
ボキ怪しくないハムニダ。
ハヤクよど号乗せてクダハイ。


思えば、子供達は
初めての飛行機搭乗。
引きつり笑顔の長男は
迫り来る”G”に悶絶し
ギュッと股間を握り締めてた。
ダイジョウブ、オチツイテ。
ツイタラ桃源郷ハムニダ。
平壌経由で那覇目指す♪
注:フィクションでつ。
あ、今時よど号事件知らんか・・
かつてソビエト連邦の
宇宙飛行士ガガーリンは言った。
「地球は青かった」と。
そういやぁ、我が家の中で
タダ1人、高校の修学旅行で
沖縄に行ったことがある自分。
あのときケツは青かった。
蒙古斑もくっきり残る青年期(笑)
もはや、沖縄修学旅行の
思い出といえば・・
飛行機内で同級生のF君が
暴れだし、到着したホテルでも
客室内にシャワーの湯を
撒き散らし、そのまま
那覇市内の精神病院に
入院したのと・・普段、威勢のいい
生活指導の教師Mが
観光施設で首に大蛇を巻かれ
顔面蒼白になってた・・って
記憶しかない。
思いをはせる往路2時間半。


眼下には沖縄が見えてきた。
那覇空港の場合には
高度制限があって
一番下を民間機、
その上を自衛隊機、
その上を米軍機が使用するため
高度約1000フィート
(約300m)の高さを
民間機は低空飛行するらしい。
胴体着陸だけは勘弁だ。

那覇空港はあいにくの
曇り空@夕方到着。
実は年間快晴日数が
全国で最も低い沖縄県。
年間で雲量が1以下の
快晴日わずか8日。
海に囲まれた島なので
雲ができやすいようだ。
まぁ亜熱帯だし、
雨降ってないだけで
ヨシとしなきゃな。


めんそ〜れ♪空港到着ロビー
手荷物受取コンベアー
家族4人分の荷物を
詰め込んだ、我が家の
スーツケース(借り物)は
他の旅行者のとは違い
ひときわデカく目立ってた。
[那覇ッナハッ♪]と
“せんだみつお”のマネをする
観光客も皆無だ。


今回の格安ツアー。
レンタカー付き。
沖縄はレンタカー無しでの
移動は厳しい。
なにせ、那覇市内に
モノレールがあるだけだもん。
タクシー移動ぢゃ高いし。
送迎バスでレンタカー会社
各社へ散らばるトラベラー


めちゃんこ沢山ある
レンタカー会社の中から
Tレンタリースを事前チョイス。
別にトヨタに拘った訳では無く
空港から一番近いから(笑)
拘るヒトにはフェラーリとか
高級外車が借りられる
レンタカー会社もあり。
無論、高級車でも容赦なく
ハズい【わ】ナンバーだが(笑)


今回の相棒、ヴィッツ。
旅行代理店の手配で
事前説明無く勝手に
禁煙車にされてたのが不満。
『シャレたコンパクトカー要らんで
安くてボロい商用車無いのん?
プロボとかカロバンとかさぁ』
って詰め寄って代理店の
ネーちゃんに苦笑されたのが
マズかったのか・・ピンクだし。


レンタカー借りた頃には
すっかり夜。PM7:50
那覇市内、空港近辺は
特に渋滞がヒドい。
ヴィッツのトロいナビの
曖昧な案内で
道に迷いつつ
沖縄自動車道に乗って
那覇市を脱出。
夜の那覇に用は無い。


沖縄旅行が決まったとき
真っ先に行くと決めた
沖縄市中央にある
”玉橋刺繍店”に立ち寄る。
このためにフライトジャケットを
持ってきたのだ。
初日に寄って注文すれば
旅行期間内に仕上がるだろうと
勝手な思い込みで。
営業時間は”だいたい”
夜9時くらいまで・・と沖縄タイム。


横須賀の派手なスカジャンとは
また雰囲気の違う、
フライトジャケットに刺繍という
独特なスーベニアジャケットが
多数陳列。見本では無く売り物。
コレ買っても良いのだが、
店頭のジャケット自体は
安物のペラペラ。
ようは、刺繍の手間賃が
商売なのだ。


なので、本物のジャケットを
持ち込んで刺繍してもらうのが
お薦め。
英語で書かれた地図の裏に
「MA−1」と書かれ
引換券的感じで渡された。
「CWU−36P」だけどね。
店主のオジィには
この手のジャケットは
全部「MA−1」なのだ。
デザイン自体の持ち込みも
可能だが、自分はセンスが
無いので店に陳列されてた中の
デザインから選んだ。
「明日の夕方には
仕上がってるさぁ〜」とオジィ。
明日は自然満喫予定なので
明後日引取りに来ることを
伝え、店を後にし
一路、宿泊先のホテルへ。
ホテルに着いたのは
夜10時近く。
リゾートホテル好きな人なら
拘ってランクアップするだろうが、
我が家は普段野宿なので
寝泊りできればドコでもOK。
ツアーに基本指定の
リザンシーパーク谷茶ベイ。


夜遅くということもあり、
もはや出歩くのも疲れるので
今夜のディナーは
ホテル前のコンビニで。
それでも沖縄気分を
味わうため、沖縄限定商品を
セレクト。
油ミソのライスサンド美味し♪
沖縄の観光情報雑誌も
買って持参したけどね・・
ん〜なんだかなぁ・・の内容。
コッチの本のが参考になる。
車屋のT氏から借りた
”世田谷ベースD”
所さん流沖縄生活を
熟読しつつ就寝。
心地よい目覚め。
気温は本州より断然高いのだが
海風が冷たく肌寒い。
まぁ、3月だもんな。
前日の曇り空から
もちなおして天候は晴れ♪


ホテル前のビーチで。
子供達は大はしゃぎ。
そりゃそうだ。美しい海。
大人でもテンション上がる♪
修学旅行で来た当時は
無理な開発で赤土が
流れ出てたもんなぁ・・


力尽きたウミガメの亡骸。
子供達は間近で見る
生と死に何を思っただろうか。
『カメだー!スゲーぞぉ
寝てるねぇ〜早起き苦手?』って
うん・・奥が深い。
無邪気万歳。
そんな無邪気どもに
青い珊瑚礁を見せるべく、
格安ツアー代金に標準装備の
”青の洞窟シュノーケル”へ。
ところがどっこい
波が高くて船出せませんだとさ。
+1000円払って
餌付けシュノーケルコースへ。


後から考えたら
楽しみにしてた青の洞窟に
行けなかったあげく、
たいしたエサでもないし、
船も出さないのに
1人+1000円・・おかしくね?
ボラれた感は否めない。
まぁ、開放的になってる
観光客だからさぁ。
せっかくココまで来たし・・
ってのもあって
払っちゃうんだけどさ(苦笑)
ボロいサビ錆びハイエースで
目的のビーチへ移送される
マヌケな観光客ども。


ざわわ ざわわ ざわわ
広い さとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ
風が 通りぬけるだけ♪
この有名な歌は
実は悲しい反戦の歌・・


おやおや?
明らかに他人の畑の
あぜ道を通り抜け(笑)
ずいずいとガイドが先導。
沖縄人は おおらかなのだ。


ウエットスーツ姿で
さとうきび畑を行進も
なんくるないさー
周りには同じような格好の
観光客ばかりだもん(笑)
プチジャングルを抜ければ・・


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