気が付けば 入道雲な昼下がり。 太平洋高気圧が恨めしい うだるような夏。 福井から石川県へ北上。 とにかく暑くて、 涼しい屋内施設を目指す。 |
これまた2005年にも訪れた※ 日本自動車博物館へ。 赤レンガ造りが ヨーロッパの宮殿風。 宮殿なんて ココか、日本食研の 宮殿工場くらいだ。 |
この日は トヨペット 小型トラックが 入り口でお出迎え。 この博物館、元々 セメント販売業のオヤジの 個人収集から始まったのだから 驚きだ。 |
やはり四駆乗りは まず四駆の街へ。 ダイハツ タフトが素敵っす♪ タフトは、ジムニーとランクルの ちょうど中間サイズ。 後にトヨタにもブリザードの名で OEM供給もされる。 現代に欲しいサイズ。 |
ランドローバー シリーズU ランドローバーと言えば 1981年〜2000年まで キャメルトロフィーにも使用された 英国の四輪駆動車ブランド。 画像の シリーズUは 2400ccとボディーの割には 小排気量。 |
今でこそ国産車が 採用されるのが常だが、 当時の働く車は 外車も多数 現場配備されたようだ。 今や色んな所に身売りされた ランドローバーブランドだけど 高級車には違いない。 |
ポンティアック ファイヤーバード エスプリ シボレー・カマロの姉妹車。 アメ車のルックスは戦闘的。 雰囲気は ガッチャマンっぽいけど(笑) |
コルベットと言えばコレって 人も多いはず。 膨らんだ前後のフェンダーと ボディー中央のクビレが コーラのビンを連想させた 通称コークボトルと呼ばれる 美しいボディーライン。 |
フォード 初代マスタング (ムスタングとも・・) アメリカ自動車史上に残る 大ベストセラー。 ”マスタング”は”野性馬”の意 個人的にはコルベットより コッチのが好きかも。 |
故・ダイアナ妃が来日した際、 実際に乗った、英国大使館 寄贈のロールスロイス シルバースパーU 当時新車価格3600万!! 家が買えちゃうぢゃん。 |
←のアホ息子が マネしてたのがコレ。 「スピリット・オブ・エクスタシー」 と呼ばれる 羽根を広げた 精霊像。 庶民にはコレすら買えない。 |
こっちのがイイなぁ♪ アメリカで最も古い オートバイブランドの インディアン社のチーフ 夜中とか目が開いて しゃべりそう(笑) |
カスタムされた T型フォードが アメリカ好きには撮影ポイント。 クラシックカーって、 オリジナル状態での保存も 良いけど 遊び心なカスタムが カッコ良かったりするなぁ。 |
キャデラック クーペ デビル いかにもオールドな アメリカンって感じの 押しの強い顔。 車自体も超巨大。 燃費って何ですか?(笑) 排気量7Lオーバー・・ |
これが中国だとこうなる。 その名も”紅旗” いかにも共産圏って感じ。 見た目も何かの パクリっぽいって言ったら 失礼か・・ VIP専用車両で防弾仕様も あったとか。 |
我が住まいの街に本社を置く 愛知機械工業が かつて作ってた軽自動車 コニー グッピー 可愛すぎだろ♪ 遊園地とかにありそうだもの |
初代バモスにステップバン。 今でこそ軽トールワゴンは もてはやされるが、 70年代においては 唯一のデザイン。 時代を先取りしてたんだねぇ。 |
歴代のミゼットたち。 奥にチラリと見えるノーズが 特徴的なMP型は ”稲村ジェーン”や ”三丁目の夕日”などの 映画で使用されてるので有名。 |
”三丁目の夕日”の撮影に 実際に使用された いすゞ ボンネットバス 分割されたフロントガラスと、 せり出したボンネットが 素敵なレトロデザイン♪ |
シトロエン Hトラック(Hバン) おフランスは貨物な車も オシャレですなぁ。 今でも、洒落た移動販売車として 使われることもある。 最近では、顔面をコレ風に デフォルメした軽自動車も 見かける。 |
トヨタ FQ型トラック ”FQ”の名のとおり ヨンマルと同じF型6気筒 エンジンを搭載。 軍用トラックである。 巨大なPTO式ウインチも 搭載♪ |
今のビートルよりは やっぱりTYPE1のが カブトムシっぽい。 あ、”ビートル”って 元々愛称なのねぇ。 ニュービートルで 初めて車名に 採用されたんだってさ。 |
ミニもイッパイ。 我が妹も乗ってたが よく故障してたなぁ(笑) ミニならクーパーより モーリス トラベラーのが好き♪ (オースチンだとカントリーマン。 合併したBMCとは言え 元々ライバルのモーリスと オースチンで名前変えちゃうのが 英国流なのか?) |
おおっ、昔我が家にもあった モトコンポ※ もう博物館入りクラスなのね・・ 手放さなきゃ良かったなぁ・・と ちと後悔。 ”モトコンポ”よりも ワイルドな外観の ”モトラ”のが欲しいけど。 今じゃどちらの中古車も 市場では高値。 |
タイの三輪自動車トゥクトゥク 元は前述のダイハツ ミゼットを日本の郵政省が 輸出し、現地で改造したのが 始まりとされる。 最近、愛知県では 逆輸入されたトゥクトゥクを 販売するディーラーもある。 |
ロンドン名物2階建てバス。 車高が高いので 日本では車検が取れないけど この車両は2階部分が オープンなので かろうじて車検をパスした 唯一の車両らしい。 |
せっかくの北陸旅行も結局 ただの車紹介になった感(笑) だって外暑いもん・・ お口直しに(?)、博物館内の 世界のトイレで 用を足し、夕方の涼を求め いざ行かん。 |
久々の千里浜。 日本の渚100選にも 名を連ねる、全長8キロの 日本で唯一海岸を自走できる なぎさドライブウェイ。 碑には、もともと とある観光バスの運ちゃんの 冒険心で試走したのが 始まりとある。 |
羽咋市側の終点 レストハウス横では 砂の彫刻を せっせと作るオッサン達が。 聞けば名物の砂像イベントが あるらしい。 そっかぁ・・ 砂はいくらでもあるもんな。 圧巻の迫力♪ |
夕刻のドライブウェイは 海水浴客の帰り支度時で、 車もまばら。 愛知では少なくなった いわゆる好きモノ四駆車両も、 まだまだ北陸では健在のようで ちらほら見かけた。 ココをお初に走った 運ちゃんは、さぞや 気持ちよかったに違いない。 |
昔来た時は、長男が 今の次男の歳より小さい頃。 もちろん長男は記憶喪失(笑) 千里浜初体験の次男も 嬉しさ爆発、 ケツびしょ濡れ。 |
貝殻集めに興じる 収集癖兄弟。 海は貝殻や流木など、 タダで拾える土産物の宝庫♪ 震災を受けた東北でも はやくこういう日が来ると いいですね。 |
ロマンチックって何ですか? 色気より食い気。 ドライブウェイにある屋台も 終わりがけ。 駆け込みでモロコシ。 まいう〜で締めくくる 子供たちの夏休み。 |
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いつも突然の嫁の一言で始まる ちょっとしたドライブ小旅行。 いきあたりばったりで、過去に訪れたことのある 所も多数だったけど・・ 日本海に沈む夕日で感動的にフィナーレ。 また来たいね@北陸。 今度は来るときは暑い夏じゃなく、 海の幸が美味しい冬がイイなぁ♪ また違った景色が見つかるかもだしね(^^) |