さて、常設展示に戻ろう。 前述のとおり、 クラッシックカーに あまり興味がないので・・ 小物の展示へ・・ 昔のガソリンスタンドか なんかの看板だろう。 所さんちとかにありそうだ。 |
大昔のヘッドランプとかの 灯火類は調理場にかかる フライパンのごとく展示。 今じゃ、HIDだもんな。 当時の人が 現代の明るさを見たら きっと、天からお迎えが 来たと勘違いするだろう・・ |
このテールランプ、イカしてるぅ♪ やっぱ、クロカン車には これくらい小ぶりで 金属のベゼルでカバー されてたほうが割れにくい(?) 見ようによっては 路線バスの「次、止まります」の ボタンみたいだが・・ |
展示車両を見て周ってると 目が輝くお父さんたち多数。 横では子供と母親らしき人物 母親:「こういうのってさぁ、 好きな人は 楽しいん だろうけど・・」ってボソっ。 えぇ、カゾクサービスの 名のもと、 大半は父親歓喜、 母親寒気、子供は無邪気。 |
ま、いいじゃないの。 やはり展示車両も 四駆目線だが仕方あるまい。 フォードGPW いわゆるジープと呼ばれる モノの祖先(厳密には違うが) Jeepがあったから トヨタ・ジープ(後のランクル)へ 開発が繋がるのである。 |
このヒップラインは芸術的だ。 無駄なものは いっさい無い軍用車の機能美。 自分は、Jeepマニアでは ないので詳しくないのだが 熱狂的軍用車マニアの 方々を魅了するのも うなづける。 |
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無駄なものが無いといえば レーシングスポーツカー。 イギリスのビンテージ期 (1920年代から30年代初め)の 中でも、ベントレーは5回も ル・マン24時間レースを制覇。 ヘッドランプのストーンガードは 是非とも欲しいアイテム |
大衆向けのスポーツカーは 現代で言えば 軽四2シータークラスだろうか? どこか”ミジンコ”チックに見える モーガンエアロ。 スリーホィーラーと言えば カッチョいいが、ようは三輪車。 |
それにしても・・・ さすがに”トヨタ”は”余裕”ゆえ なのか、実に優等生な展示だ。 もう少し、遊び心が欲しいとこだ。 昔訪れた、石川県にある 日本自動車博物館※は せせこましかったが どこか味わい深かった・・ |
やっぱ、クラッシックと いえども、アメ車は ある意味スゴい。 この手鏡風なのは フロントガラスですか?(笑) |
キャデラックもラグジュアリーな キャリア付いてるじゃん。 まさか、棺おけじゃあるまい。 当時のトランクは この形が主流のようだ。 |
プップクプーッ♪ 豆腐屋か?どうでも良い パーツばかりに目が行く。 さすがにクラシックカーばかりで 飽きたので、3階へ・・ |
3階吹き抜けゾーンでは トヨタ自動車の創業者 喜一郎さんが AA型乗用車の影から ひかえめにお出迎え。 この偉大な創始者が いろんな意味で、今の”トヨタ”を 見たらどう思うんだろうか・・ |
AB型フェートン(幌型)の 発売当初の価格はAA型より 50円安い3,300円。 ほとんど軍用なので 市場に出回らなかったようだ。 ま、当時の3300円は 庶民には大金・・・・あ、 今の俺にも大金か・・(汗) |
1階にあったAA型もそうだが 1980年代に復元されたもの。 最近、一部の高級外車以外は ほとんどといっていいほど 見ることが無い ボンネットマスコット・・ 素敵ですな、当時デザインは。 |
ホィールキャップも 素敵すぎます。 やっぱ、今の牛丼マークには ない、味わい深さが。 品のあるザ・テッチン♪ 是非とも現行モデルにも 復刻して欲しいな。 |
おじさんたちには 懐かしいであろう 手動式の給油機。 ウチの近所のスタンドにも 長年放置してあったが どうなったのかなぁ・・ |
3階は国産車ゾーン。 戦前も戦後も、盛んに外国との 技術提携がなされたが、この トヨペット クラウンは 純国産方式で作られた。 今や、”いつかはクラウン”から ”誰でもクラウン”になったが・・ |
まだまだクルマは公共的な 乗り物だった戦後の昭和。 商用車によって 大衆化がなされた 安価なミゼットDKA型。 うん、ガソリン価格高騰の 今・・チョイ乗りに欲しいな。 |
今でこそ、コンパクトカーが もてはやされる時代だが、 当時も大衆車構想として 多くの軽自動車が開発された。 スバル360は”てんとう虫”の 愛称で庶民に親しまれた。 せっけんの箱みたいね。 |
トヨタが最も成功した クルマのひとつであろう カローラ。のちに レビンやスプリンターなど 多くの派生車種も生まれ 現在でもザ・大衆車だ。 |
クルマが普及するにつれ、 ニーズは多様化し より”走り”を追求したクルマが 増え始める頃。 いすゞ117クーペの 美しいボディーラインは 走る芸術品だ。 今となっては乗用車部門から 撤退してしまったいすゞ・・ 往年の名車。 |
数年前、色々と世間を騒がせた 三菱も・・今やマジメに クルマを作るしかない現在。 中大型セダンから撤退して しまった今では国内で その名を冠する新車は 見られないギャラン。 当時のコルトギャランGTOは 精悍な顔つきだ。 Wのエアスクープも勇ましい。 |
2ドアハードトップは ”ダルマ”と呼ばれ親しまれた スポーツクーペの先駆車 セリカ。現在でも人気が高く、 旧車マニアには高値で 取引されている。 やっぱり旧車はカッチョえぇ♪ 展示車両はテールが 赤一色のワンピーステール。 最初期型かな? |
スポーツカーは、より高性能に・・ ホンダS500は 2輪メーカーで名を馳せていた ホンダの4輪部門での 基礎を作り上げた、 後のS600やS800へと 繋がる名車。 |
パタパタ・・と耕運機のような エンジン音でカワイイ トヨタ スポーツ800 通称ヨタハチ。 ”よろしくメカドック”で 女暴小町が愛車としてたっけ・・ |
いわずと知れたトヨタ2000GT。 トヨタが企画しヤマハ発動機と 共同開発した 高級グランド・ツーリングカーだ。 小学生の頃、工場見学に 行くともらえたのが 2000GTのモデルカーだったが、 今ではプリウスに交代したらしい |
モータースポーツの 黄金期を迎えた トヨタが発表した グランプリカー トヨタ7。 グループ7のレギュレーションに 合わせ2シーターだ。 プロトタイプレースの 日本グランプリにおいて 確固たる地位を築いた。 |
心臓部には5リッターV8に ターボを搭載した 800psのモンスターを 開発するが、大会中止で 日の目を見る事は無かった。 いやー音が聞いてみたいね。 ランクルに搭載したら アニメみたいに吹き飛ぶかも? |
まだまだ、マニアックな 車両も多いのだが 時間的にも精神的も メジャーな車種しか 撮影でき無かった・・ それにしても、現行の車の中で 博物館に収められるような クルマってあるだろうか? 昔の車は個性が溢れてたなぁ・・ |