本館をあとにして、 1999年に開館10周年記念で オープンした新館の2階展示室。 いきなり大八車が現れる(笑) 新館では生活文化の 移り変わりと、その時代の クルマをジオラマ風に 展示してある。 |
戦後ゾーン。いわゆる、進駐軍。 ギブミーチョコレートってヤツね。 本館にあったGPWではなく こちらはウイリスMB。 フォード社とウイリス社で 同じジープを生産したのは有名。 100パーセント互換性があり、 違いはフォード製の部品に”F”の マークがあるくらいらしい。 |
戦後の庶民の足は もっぱら自転車。 画像奥はジュラルミン製の 三菱十字号。 昔の自転車のエンブレムとかも 多数展示されていた。 燃料高騰の現在、 自転車が見直されてるが、 チャリも旧車のがカッコえぇな。 |
昭和2〜30年代は はたらくクルマが目立つ。 トヨタトラックベースの 消防車らしいが、 どう見てもフォードF−100 見たまんまパクる時代ね。 今だったら著作権問題だな。 |
まぁ、車にせよ電化製品にせよ パクりというか、模倣するって 日常茶飯事。 中国製にパクりのバッタ品が 多いが、ようは見た目が 似てる事より、中身の クオリティーの高さが重要。 |
マツダの三輪トラック。 戦後から10年・・ もはや戦後ではない。 白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機の 「三種の神器」の昭和31年。 まさに”三丁目の夕日” |
三輪小型トラックが 全盛だった時代に 実用性と低価格を 兼ね揃えたトヨエースは 三輪から四輪に転換する きっかけとなった。 |
街に車やバイクが 増えると、修理を請け負う ”モータース”も増えた。 しかし、再現された展示は壁に 色々掛けただけ。 どうせならリアリティーを追求して もらいたいものだ・・ |
壁にかかってた”トヨタ”の 工具箱。 こんなに美品ではないが 実は俺も持ってて現役使用中。 オヤジが大昔に トヨタマンだったので・・ ちなみに友人も持ってた(笑) |
当時、世界一厳しいと 言われた米国のマスキー法 排ガス規制を見事に クリアしたホンダ・シビック。 なんかパンダみたいで コミカルな面構え。 我がランクルも 排ガス対策しなきゃなぁ・・ |
高度経済成長期 ”消費は美徳”と言われた時代の 若者文化を展示してある。 「あの頃は良かった・・」って よく言うおじさんの 若かりし日の思い出がズラリ。 当時ロン毛だった若者も 今じゃ毛が半減だろうね・・ |
時代背景を元に色んな物品が 展示されていた新館。 本館よりは嗜好を凝らした 展示を目指したんだろうが 中途半端感は否めない 優等生展示・・ さらなる遊び心を期待したい。 |
新館1階には ミュージアムショップ。 様々なグッズや書籍が 所狭しと並ぶ。 ちなみに、新館1階は 入場無料なので、 博物館へ入館しなくても ココだけでも楽しめる。 |
ふふふ♪ 子供も大人も目が輝くわな。 過去に何度か訪れたときは トヨタ博物館限定の ランクルトミカもあったけど、 今回は無かった。 再販してほしいなぁ・・ |
ミュージアムショップ横には 付き合わされて疲れた 奥様などはココで一服な カフェテリアも・・ この他、新館3階には 図書閲覧室、本館1階には レストランと情報コーナーなど、 無料ゾーンも結構あり。 |
こちらも無料ゾーンの 新館1階キッズガレージ。 展示だけ見ると 完全に大人向けなのだが・・ |
1907年製の ローバーには、 実際に座る事もできるので 子供も大人も喜ぶ。 |
なにやら擦ると 画面から映像が 出る仕組らしいテーブル状の モニター。必死に擦ってた。 |
外国のスタンドを 中途半端に再現(笑) いまひとつパンチに欠けるが 備品はどれも美品だった。 手にとって触れると さらに嬉しいのだが・・ |
奥の壁には ズラリと並んだ工具類。 本当にキッズガレージ? 見てたのは大人しか いなかった。 |
子供はね・・やっぱ単純なのが 楽しいわけで・・木製の パズルが1セットあっただけ。 ”キッズ”ガレージなので もう少し子供向けの充実を。 普通に休憩所みたいだった・・ |
これも実際に乗れる 新館1階の階段下に 寂しげに置かれた イギリスのスイフト9HP なにゆえこの車種が 乗用展示されてるかは不明。 |
アップで見ると ステアリングが付いた ゴージャスソファー? 横の小太りなオッサンの ”ワシも座りたいぞぉオーラ”を 感じたが、敢えてくつろいだ。 |
世界のナンバープレートも 新館入り口付近に 回転式装置で展示。 外国のナンバーなので ほとんどのものが カメラのフラッシュに反射した。 |
愛知万博に展示されてた ・・らしい[i-unit]ってヤツ。 イカの体色変化みたいに 妖しい色光を放ってた・・ 個人的には、セグウェイに 毛が生えた乗り物と認識。 未来にオフロードは 無いのか? |
愛知県民だが結局行かなかった 愛知万博・・・人ごみ嫌いだで。 見なかったからって 特に不自由は無いけどね。 “自然の叡智”がテーマだった らしいが・・環境団体に 反対されたり・・土地の 開発問題だったり・・ |
閉幕後のリニモは 大赤字だったり・・・と色々 問題があったみたいね@万博。 このマシンも遺産? 万博で活躍した ・・・らしい[IMTS]ってバス。 専用道でしか電波磁気で 誘導し自動操縦できないバス。 |
展示なのか否か? 観光バス用の駐車場の 片隅に置かれてた [IMTS]は、ヘッドランプに 水が入って無残な状態。 ただ、自分のランクルと 比べたら、まだボディーに 艶があった。 モリゾーも運転席に座り 天を仰いで固まったままだ・・ |
博物館内に飾られた ピカピカな展示車両と、 我がランクルでは 天と地、月とスッポン、 アントニオ猪木と アントキの猪木ほどの 艶やか差・・・・ 悔しいので限定の77の 置物を購入し キラキラ光らせといた。 |
駐車場では 眩いばかりに太陽光を 反射した愛機の縞板が 周囲の高級車どもから 完全に浮いちゃってたけど・・ また気が向いたら 来ようかな、トヨタ博物館。 今度はワックスでも掛けて。 あ・・ワックスって何か 知らなかった@洗車嫌い(笑) |