那智を後にした我が家一行は、 瀞峡街道と呼ばれる 168号線を北上し 神秘的な絶景で名高い 瀞峡(どろきょう)へ。 泥狂的に、”どろ”と名がつけば 行くしかあるまい。 |
ドライブイン志古に 併設された発着場は 古びた駅構内の様相。 ココはマダ瀞峡ではなく 往復2時間の船旅を待つ レトロな改札口。 |
実は那智山で、キャラの 濃い口なバスの 運転手さんに、割引券を ちゃっかりもらってた。 バス・ジェット船ともに 運行は熊野交通。 |
どこか昭和の香りが ほんのり漂う切符。 昔の観光地って感じだが 黄金週間だからか、 行楽客で 賑わいを見せていた。 |
改札から川岸まで下り、 ウォータージェット船に。 昔はプロペラ船だったらしいが 現在は物々しいジェット船に。 要は、ジェットスキーの仕組み。 |
時速40kmで 出航後、スグに疾走♪ 瀬のある河川で 50名の客を乗せて運行する ジェット船は非常に珍しい。 船内は、ほぼ満員御礼。 |
しばらくして あたりの景観が良くなると 天井がスライドして開き 開放感あふれる。 断崖絶壁が目前に。 いよいろ瀞峡へ。 |
ぽか〜ん・・ あのぅ、口開いてますよ。 どぅです? こんなアトラクションは。 岩ですよ、ロックですよ。 |
瀞峡は、下瀞・上瀞 奥瀞に分かれており、 途中の発着場で 河原に上陸し休憩する。 手書きな”観光記念”が やっぱり昭和風。 |
取ってつけたような テントには、鮎の塩焼きや さまざまな民芸品が並び どうにかして観光客に 金を落とさせようという 従業員の心意気を 垣間見る事ができる。 |
水は澄み渡っていて デカい川魚が 群れているのが見える。 「パパ、マグロは居ないの?」 と、長男坊・・・ え?えぇ・・ 子供は無邪気だ。 |
この中間地点で川は大きく カーブしており、ジェットスキーや カヌーなど、往来は激しい。 ジェット船とは別に、 和船による、のんびりと 川風景を堪能できるプランも。 大人だけなら和船だったな・・ |
そうそう、言い忘れたが 瀞峡は、和歌山・奈良・ そして三重県の県境を 縫うように流れる 熊野川の支流北上川にある 大渓谷だ。 |
様々な巨石・奇石が 立ち並ぶ。 きりたつ岩の中ほどには こま犬岩・・・ えぇ・・・・まぁ 目を凝らして、よ〜く見れば。 |
こっちはマツタケ岩 単純明快、見たままだ。 船内のアナウンスと共に 珍石を目にすることが出来るが、 船の向きと座席の位置関係で、 見えた頃には説明無い場合も。 |
船は上瀞まで行った後 Uターンで引き返す。 船窓から見える河原には キャンパーや カヌーイストが目立つ。 いいな、カヌー。 いつかはやってみたい。 |
ジェット船は波飛沫をあげる。 かなりの勢いでハングオン。 カーブするたびに 顔面シャワーだ。 最後には窓をとっさに 素早く閉めるワザを会得し 志古の発着場に着。 |
船から見えたら 行きたくなるってもの。 広大な、河原に降り立つ。 すでに夕方。 本当は1泊で帰ろうか 迷ってたところだが・・・ |
晴れて野宿 2泊決定です♪ うひょひょ〜っ! やったぜっ!! 遊園地よりテント好き・・ |
本日のベースキャンプ。 タープも持ってきたが 結局、張らずじまい・・ 雨は・・・降った時に考えよぅ。 |
ロックをクローリングする アッホー兄弟。 珍石探しに興じる。 できれば金目のモノを・・ 大人の考えは汚れてるなぁ |
宝石は見つかったかぃ? どうみてもフツーの 石に価値を見出せる そんなキミは宝物。 モノより思い出って 名言(?)もあるけど・・ |
いや、正直者は モノと思い出 両方欲しいもんね。 そりゃそうだ。 楽しく遊んだその後は・・ |
律儀に手洗い。 お利口さんだな。 キャンプでは落ちたウインナーも 3秒以内だったら 大丈夫・・ってルールも 良い子は真似しないね。 |
ヤキソバーン♪ キャンプ2泊目が決まり 急遽、熊野市内の ショボいスーパーで 買い出した一品。 ま、こんなもんですよ・・ |
いきあたりばったり だもんで・・ 2夜連続のBBQ。 貧乏だもんで、外食は 皆無・・だけど 地の美味いもん喰いてぇなぁ・・ |
グルメな旅を 夢見つつ・・・ こうしてキャンプ2泊目の 夜は更けゆく・・・ おやすみなさい・・zzz |
3日目、朝。 昨日の朝は5時に目覚めたが さすがに那智山での 階段地獄の夢にうなされ すっかり熟睡。 遅めの目覚めAM7:40 |
うす曇の3日目。 今日は帰路を残すのみだが 天気も怪しいので 早めの撤収。 子供たちも協力体制で スピーディーに任務をこなす。 |
キャンプ中、天候に恵まれ 雨には降られなかったが ここにきて天気が崩れる予感。 撤収を済ませると やっぱりどこかに 寄りたくなるテキトー旅。 さぁ、どこへ向かう? |