郡上といえば ”郡上おどり”が有名。 夏の夜、30晩以上も 踊られる、盆踊りだ。 なかでも、8月13日からの 4日間、朝まで踊り明かす 徹夜踊りは、参加する 観光客も多い。 |
郡上おどりに使われるであろう 屋形が街中で準備万端。 これを中心に 輪になって踊るようだ。 この日の夜も踊りがあるらしい。 祭りじゃぁぁ♪ ”郡上おどり”は 国の重要無形民族文化財。 |
いろんなお土産屋で 観光客向けに ”郡上おどり”の手ぬぐいが 売られていたが・・ 自分的には、街の洋品店で 売られてる前掛けのが、 興味をそそられる。 洗濯物のようだが・・(笑) |
造り酒屋店先の ホーロー看板も ノスタルジック”風”だが 古そうなモノではなく ピカピカしてた。 |
酒好きではないが、 お土産用に。 店のオヤジは 完全に酔ってた(笑) 商売っ気は限りなくナシ。 飾らない雰囲気が好印象。 |
ふふふ・・ 無理してるな・・ 手作り感が、 行政力を駆使しての 観光化じゃないことを 思わせる・・ |
袖壁つきの古い民家が 立ち並ぶが、特に無理矢理 保存しようとしている訳でも 無い。が、少しは 意識しているであろう町並み。 生活と観光が共存型。 |
”女 かみゆい” えぇ・・美容院ですな。 たぶん男はやってもらえない・・ 営業しているのか否か。 古い町の趣き看板。 |
切実な悩みだね・・ 男は都会へ? 女は田舎へ? ボランティアってのが涙を誘う・・ 嫁入りの”かみゆい”は ←へ是非。 |
古い町並みって 言われるところに 必ずと言って良いほどあるが 小市民は、何故か写真を 撮ってしまう、このポスト。 郵政民営化でも現役だ。 |
目抜き通りは、裏通りほど 生活感丸出しでもなく、 高山ほど モロ”観光地”してます的 雰囲気も無い。 そこが郡上の良い所だろう。 若干、わざとらしいさも残るが・・ |
わざとらしさの象徴って 言ったら失礼か・・ 郡上八幡の市街地だけなら 1時間程度で見てまわれるので 必要性は疑問だが、 楽して、なおかつ観光案内も 聞きたい方には良いかと。 |
人力車も、おそらく ココまでは来てくれない 八幡城へと続く 上り坂。 暑いわ・・脳が溶けそう・・ えぇ、すでにヘロヘロです。 |
意識が朦朧としながら 「えっ!?今からが 本当の登り口」 まさに登り愚痴・・ 車で5分、徒歩で12分とあるが 間違いなく、それ以上かかる。 |
登り口脇の広場には、城下町を 見守るように立つ、 2006年NHK大河ドラマ 「功名が辻」の主人公 山内一豊の妻 千代と、 内助の功で大名にのぼりつめた 武将 一豊の像。 |
昔訪れたときには 無かったルート。 クネクネカーブの山道の間を、 無理矢理縦に直線化した 近道と言う名の急斜面。 子供は元気だ・・ 親は・・・ロープウェイでも 作って欲しいと願う・・ |
本丸の近くに置かれた「力石」 その昔、城を改修する際に 人夫の一人が 城下の吉田川から背負い上げた 重さ350kgの大石。 奉行が力量を褒め称えた所、 その人夫は嬉しさで息絶えた という伝説が残る。 イメージは・・あしたのジョーの 力石 徹だ・・ |
「日本で最も美しい山城」と かの司馬遼太郎氏に 評される郡上八幡城。 天守閣は昭和8年(1933)に 当時国宝であった大垣城を 参考に再建されたもの。 再建城としては日本最古。 |
そんな美しい城だが、 花より団子。 城より氷。 バテバテには勝てず 茶屋で涼をとる。 風が心地良い山頂。 |
城下町の家並みを一望出来る。 茶屋前には双眼鏡が 置かれているが 100円ケチって ジュース代にバケたので ”フリ”だけである。 |
城下町に下りれば またうだるような 暑さが襲う・・ 吉田川の涼しげな流れが うらめしい・・ |
川では地元の子供たちが 楽しそうに遊んでいて、 ますますコッチの 暑さが倍増する・・ あぁ、水着持ってくりゃ 良かったな・・ |
市内には用水がひかれ 各家々の玄関先を流れている。 玄関先の用水格子を 開ければ、打ち水には もってこいだ。 防火用でもある。 |
家先には、ポンプが置かれて いる所もあり、自由に 使えるらしい共同井戸も。 すばらしくエコだ。 天然水の恵みは 生活必需品なのだろう。 |
”いがわこみち”は 郡上八幡旧庁舎記念館横に ある、用水。民家の 裏手を流れ、スイカを 冷やしたり、オトリ鮎の 生け簀に使われてたりと、 素敵な小路だね。 |
用水には鯉や、アマゴや イワナなどの渓流魚が泳ぐ。 流れの速いときには 鯉が過労死するらしい(笑) 個人的には、派手ハデしい 鯉は要らない。 |
エサやりも出来る。 動きの鈍い鯉よりも 脇にエサを投げ入れれば、 動きの速い渓流魚が 豪快にバシャっと喰らう。 なので、ここの渓流魚は 丸々と太って、半養殖? 釣り上げたら怒られるだろうが・・ |
水量調整の為の水門が 街の各所で見られる。 水の街ならではだ。 かき氷機に見えるのは 暑さのせいだ。 |
観光用に整備された ”やなか水のこみち” 生活用水路のような 味わい深い(?)趣きは無いが、 観光用だろうがお構いなしに 地元の軽トラが、このこみちを 走り抜けたのには笑えた。 |
観光用に新しく作られたのか、 それとも昔から使われてた モノを再利用なのか、 こみちの一角に 設けられた水舟。 こんな観光用水舟が いたるところに点在している。 |
湯のみが置かれ、ちと一服。 あとから気が付いたが 湯のみが置かれた プラの桶には藻が生えていた。 要すすぎ後の 飲用をお勧めする。 |
東殿山の湧き水が、 市内を流れる乙姫川の 恵みとなる。 小河川ながら護岸には、 水の力を分散させ、 浄化作用もある 玉石組みが施されている |
水の街、郡上八幡。 山々から流れ出る 大小の流れに囲まれ、 古くから治水対策が 重要だった町。 そのための先人たちの知恵が 今も残される清流文化の街。 |
吉田川の親水遊歩道。 川べりを行けば 涼しいかも?の夕涼み。 ん?そうでもないぞ・・ まだまだ暑い・・ 容赦ない太陽光・・ |
おひさまの恵みを 喜んでるのは 向日葵くらいだ・・ 我ら人類は もう、暑いの無理です・・ |
てな訳でクールダウン。 川に下りられるポイントが 多い郡上八幡。 小駄良川には、川にせり出した 3〜4階建の木造建築が多い。 いいね、窓から釣りできるな。 |
水着も無いのに 結局・・コケで滑って コケて水浸し。 ま、それも良きかな。 |
夏はやっぱり 川だぜぃ♪ 涼しいぃぃぃぃ!! |
新橋に戻ると・・・・ 地元の若者だろうか・・ 噂のヤツを、ついに!? |
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観光客が見守る中・・ おおっ!!イッたねぇ〜 橋の高さは12m ビル5階の高さに匹敵。 郡上八幡の子供たちの 伝統文化である 新橋からの飛込み。 |
慣れていない観光客が、 安易にスリル求めて 飛び込むのは禁止だ。 過去に事故も起きている。 まぁ、虚弱な自分には 飛び込める強心臓も 持ち合わせていないが・・ |
ビビってチビった? いやいや、そろそろ 帰り支度。郡上踊りも 見物したかったが、 明日は仕事だ・・・ 潤いの無い日々の生活・・ 水の街で、少しは潤った? |