2008.08.01
郡上八幡 −潤い求め水の街へ・・日帰りプチドライブ−
東海北陸自動車道が
7月に全線開通。
昔は、一般道で寄り道しながら
トコトコ行ったもんだが、
開通により、単なる”通過点”的
衰退が心配される
郡上八幡に・・プチドライブ。


郡上八幡旧庁舎記念館。
昭和11年建築の
木造洋風建物で、平成6年まで
町役場として八幡の拠点だった。
現在は、地元の物産を販売する
観光案内所。


旧庁舎横には吉田川に架かる、
新橋。飛び込みで有名。
燃料高騰の昨今だが、
車移動がメインの我が家。
旧庁舎前の30分/50円、
都会に比べると破格の
パーキングへIN。
奥美濃より流れ出る吉田川は
長良川最大の支流。
しかし、この日は暑かった。
川に飛び込みたかったが
なにぶんチキンなので
橋の上からはNGだ。
潤い求めてやってきたが、
照りつける太陽に
お肌はカサカサ・・

平日という事もあり、
観光客は まばらだ。
”郡上おどり”の巨大提灯が、
街のいたるところに
吊り下げられていた。
安いと思って停めた旧庁舎前の
パーキングだったが、後から
1日/500円な箇所多数発見。
長時間滞在なら1日タイプが
良いだろう・・


郡上八幡の地場産業?
飲食店の店頭を
華々しく飾る食品サンプルの
原型は郡上が発祥。
全国シェアの大半を占める。
”さんぷる工房”は
郡上八幡の中心部にある
観光体験施設。
ほらね。
こんなのとか、割り箸が
宙に浮いてるやつ
見たことあるよね?


超リアルな鮎の塩焼きは、
本物の鮎の塩焼きの
数倍の値段で売ってた・・
欲しかったが・・やはり
本物のが良い。


色んな芸能人が来たようだ。
ホンジャ●カ石塚氏の
写真もあったが・・
実に苦悶の表情。
リアルだが、食べられない・・


さんぷる工房では
製作体験ができる。
今回のドライブ最大の目的
(嫁が)
サンプル作って
ビジュアルで腹いっぱいの
ダイエット企画(笑)


3品1000円で
天ぷらのころもを製作。
エビは主賓だ。
その他、嫁がカボチャと
ピーマンをチョイスしたため、
カブるのもツマランので
地味なシシトウ&シソに・・
インストラクター(?)の
オネーサンの
説明を真剣な眼差しで
聞く。
もしくは聞いたフリを
しておくと、後々の
作業工程に差が出る。


温められた湯の中に
溶かした蝋で
コロモを作り、具材を包んでいく。
意外と難しい。
嫁は、コロモを欲張りすぎて
俗に言う、コロモばっかで
エビ小さい・・残念な状態に。


小学生以上のみの
製作体験だが、特別に
大人用エプロン着用。
まるで全身マントだ・・
熱く溶けたロウを使うので
チビッコは、天ぷら前の
エビを持つのみ。

最初の説明では
ロウを垂らす高さや具材の
持ち方等、事細かにあったが・・
あんまり聞いてなかったので
高さ制限オーバー
これが出来栄えの
良し悪しを左右する・・
なんとかなるもんだ・・
インストラクターの
オネーさんと、
初めての共同作業で
エビちゃんを
やさしく包んでいく。


う〜む・・
プロのようにはいかないが、
会社の食堂のヤツよりは
美味そうに出来た。
容器に入れて持ち帰るのだが
帰宅後、開けたら
容器の縞模様がコロモに
刻まれていた・・


製作工房も見学することが
できるが・・企業秘密も
多いのか、なかなか作業する
職人さんの手元は
見ることが出来なかった。
ロウ細工も、今は昔。
現在ではビニール樹脂や
シリコンゴムが主流とか・・


どれも見事な出来栄えだが、
どうせなら・・
「これさえあれば、茶碗3杯
ゴハンがススムぜ、貧乏の友」
みたいな・・ニオイ付きとかが
あれば良いのにな?


オーブン(?)で
焼かれ、大量生産な
多分しいたけ。
着色前なので、
さながら、多量のヌーブラ。
これだけあれば自由自在
ヌーブラヤッホー♪
子供も大人も
興味津々・・・
しかし・・・
腹が減るな、見てると。
これ以上見学すると
サンプルにカブりつきそうなので
これにて退散。


これはサンプルじゃないよ♪
吉田川には
鮎の友釣り人が
大人数入っていた。
サンプルの塩焼きを
ルアー代わりに
釣れないものか?(笑)


ぶらぶら散策すると
スーッとメンソールな香り・・
肉桂(ニッケ)、通称ニッキ。
クスノキ科の樹木の皮で
作られる。シナモンも
そのひとつ。
京都で言えば八ッ橋のニホヒ。
そんな肉桂の香りが
あふれる桜間見屋の
カドを曲がった路地には
なにやらハデハデな
提灯が並ぶ。
石畳の路地坂。
雰囲気は良いが
ベビーカーには不向き。
ガタガタっと脳天を
刺激する振動。
ま、オフロード好きな
我が家的には、OKだが。


坂を下りきったところに
見えてくる、
水の街郡上八幡の
シンボル・・
「宗祇水」
別名:白雲水
郡上で唯一(?)
いや、一番観光客が
訪れる湧き水。
昔から地域の人々が
守ってきた名水だ。
いくつもの層に分かれており
それぞれ、飲料水や洗い水等で
分かれている。


環境省が選定した
「日本名水百選」の第1号に
指定され、有名となったが、
本来は、室町時代の
連歌師 飯尾宗祇の和歌にも
詠まれる、由緒正しき史跡。
まぁ、自分的には、このテの
”ハク”はどうでも良いが・・


う〜ん♪
冷てぇぇぇ〜看板には、
「飲料水にも利用され・・」の
くだりと、
「生水なので、飲用には注意」
との警告も・・・どっちなの?
ま、自己責任でって事か。


宗祇水横には、
吉田川の支流、小駄良川に
架かる、朱塗りの清水橋。
無理矢理観光地な雰囲気。
橋を渡って5分ほどで、
CM等で有名になった
「尾崎の水舟」があるが
今回は行けず・・


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