2009.08.02
日帰りプチドライブin信楽 −そういやぁ長雨続きで、でかけて無いねぇ最近−
今年は梅雨が超長い。
気が付けば、もう8月ぢゃん・・
この日も朝から雨模様。
夏は仕事も忙しく、週末も
雨ばかり・・


嫁が前々から欲しがってた
睡蓮鉢を探しに
陶磁器の町、滋賀県は信楽へ。
道中、ドシャ降りの雨だったが、
現着すると天候回復。
過去に何度か訪れた信楽。
信楽焼は、日本六古窯の
ひとつだが、
最近では近代的な建物も
目立つ・・って、ほぼ
この店だけが近代的(笑)


オシャレな外観の店舗は
まるでミュージアムショップだ。
陳列も整然としていて、
店員は若いが・・
どうも無理してる感は否めない。


売られているモノも
洒落ている。
値段は洒落にならないが・・


酒飲みにはコレか。
焼酎サーバーも豊富だ。
飲まない自分には縁が無いので
オイルキャッチタンクにでも(笑)

やっぱり信楽焼といえば
タヌキでしょう。
オシャレなのも良いけど
インパクトならこっちだ。


ほら、この飾り気のない
チープな観光地風の
顔出しもあるし。
こらこら、キ●タマに
しがみつかない!
デカいキャン玉は
金運と福を呼ぶ象徴らしい。


たぬき村って所で
発見したマイネーム入りの
湯のみ&茶碗。
”幸せ”が”幸わせ”って
送り仮名違う時点で怪しく、
観光地にありがちな
ショボさを想像していたが・・


驚かされたのは
その名前の種類の多さ。
今時ありえないような
古風な江戸町民風の名前から、
夜露死苦的当て字な
現代風ネームまで・・
3000種類以上はあるらしい・・


大抵の人の名前はあります。
マヂで。
「えぇっ!コレは無いやろ!
年間に何人が買うの?」的
珍な名前も、きっと。
写真撮れば良かったな、色々。
息子にせがまれ、買うハメに。
陶芸の町、信楽だけに
いたるところで「陶芸教室」
手びねりの作陶から
電動ろくろまで各種。
教室によって
内容や規模・料金は
まちまちだけど・・


さすがに、子供には
電動ろくろは厳しいらしいので、
既に形になったモノに
色つけたりする
絵付けコースを
「陶珍館」さんの教室にて受講。
下絵具は数種類。
まぁ、素人でも
色塗るだけならね・・と
なめて掛かる。
学生時代、美術の
成績が良かった自分。
はたして息子は・・
真剣ですな@長男。
優柔不断な親に似て
なかなか何を書こうか
決まらないヘタレっぷりを
いかんなく発揮。
散々悩んで
ようやく決めたようだが・・


おおぉ〜ヤルぢゃん♪
日本人の心
Mt.FUJIではないか!
あっぱれ!
フジツボかと思ったが、
教室のオネーサンには
ちゃんと富士山に見えたようで
一安心♪
次男坊は絵付けと言うより
色付けだね。
しかし、素地な皿には
みるみる絵具が染み込んで
意外と綺麗に塗るのは難しい。
おばさんの厚化粧みたく
厚塗りすると、焼いたとき
ヒビ割れるんだってさ。


絵付けして、焼くと
こういう色に発色するよって
色見本。
絵付けしただけの時点と
焼き上がり時では
随分違うもんだなぁ。
まるで結婚前の嫁と
現在の嫁みたいに・・


おまえも手丸ごと焼いて
もらっちゃえよ・・
手の汚れは努力の証。
まぁ、出来はともかく
嬉しそうでなにより。
7:3ヘアーの3歳児
よくがんばったぞ!
焼く工程は体験出来ないので
完成まで1〜2ヶ月。
宅配便で自宅へ届く。
完成が楽しみだ。
それにしても、なんて
インテリジェンスな本日。
親が知的だもんで(笑)


慣れない文化的活動を
すると、のども渇くし
腹も減る。
遅めのランチは
PM 3:00


さすがはタヌキの町。
器もタヌキだ。
近江しゃもをつかった
地鶏の親子丼は美味♪
う〜む まいう〜
職人仕事の後は
おいしさ倍増。
腹を満たして、いざ・・
道路の案内看板にもあった
いかにも箱物行政チックな
陶芸の森に行ってみるが
館内は入場料とるし、
過去に入った気がするし、
時間の都合上、割愛。
目的の睡蓮鉢も 買ってないし。


睡蓮鉢求めて、彷徨い歩き
色んな店を、駆け足で見るも・・
超量産型な廉価モノは
ホームセンター風だし、
かといって作家系の一点モノは
価格のケタが違う・・
疲れ果てたので
一腹がてら観光する事に。


見学した奥田忠左衛門窯は
明治21(1888)年に、開窯した
6代続く100年以上の
歴史を持つ窯元。
観光向けだろうが、
たぬき3000匹は・・
ちょっとヒク。
夜中の見学は勘弁して欲しい。
立派な登り窯が残されている。
全長25m、最大幅2.5m、高さ2mで
11の焼成室があり、
100回以上焼きあげた窯だが・・
赤松の薪を大量に使うため
ばい煙公害が発生するので
現在は使えないらしい。
使われなくなった今、
良いのか悪いのか・・
窯の中は喫茶スペースに
リサイクル・・・
なんだかねぇ・・
ちょっとセンチメンタル。
途中、色々立ち寄った店にも
大小いろんな窯があった。
陶芸教室用だろうか・・
廉価なモノはガスや電気窯で
焼くことが多いらしく、
登り窯で焼いたモノとは
風合いが全く別物なんだって。


タヌキや食器は多く
売られているが、沢山の種類の
水鉢を取り揃えている店は、
意外と少ない。
時代の流れか、手洗い場用の
排水穴開けた水洗鉢は
やたらあるのだが・・


嬉しい文字発見!
しかし、置き場に困るような
デカい壷やら、半額でも
バブリーな値段のモノ・・
道場破りを試みたが
返り討ちにされた・・


高価な1点モノは
とても手が出ないので
量産型の中でも
それぞれ違うアジのあるものを
吟味。
骨董趣味も無いので目利きは
きっと節穴だけどさ。


値引き交渉する前に、
値引きしてくれた(笑)
頼んでないのにカタログ見せて
定価は1万以上を強調(汗)
それがなんと3千5百円♪
店員、なぜかゲッツのポーズ。
こういうフレンドリーな対応は
オシャレな店では有り得ない。


なんとか、目的の
睡蓮鉢を購入した頃には、
店頭に表記してある営業時間と
誤差のある、そそくさ閉店な
店舗多数(笑)
田舎では、時間という概念は
通用しないなぁ・・と痛感。
新名神開通で、近くなった信楽
また、来よう・・・・気が向けば。


帰りの高速では、
トライアングル帰りと思われる
スプリングロードさん御一行と
ニアミスランデヴー・・
お顔も名前も存じ上げない
方々ばかりなので
小心者の自分は遠くからチラ見。
思わぬ四駆集団との遭遇に
なぜか嬉しくなっちゃうわ♪


効能に、小心者強壮が
あったら足湯でも
きっと肩まで浸かる。
長島パーキング内の足湯。
小さな信楽の町ながら
それなりに歩いたので・・
疲労も蓄積。
おっさんだでね、もはや。
子供は羨ましい夏休み。
気温30度超えたら
会社休み!ってマニュフェストに
カキコして欲しいくらい
蒸し暑い夜、プチドライブ終了
あぁ、明日も頑張ろう・・
観測史上最も遅い
梅雨明けとなった翌日。
出勤前に早速、睡蓮鉢に
メダカ&浮き草を投入。
あれ?睡蓮の時期
終わっちゃったなぁ・・
まぁ、来年植え込むか・・


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