2008.06.01
竹島 蒲郡のシンボル −三河湾に浮かぶ・・ひょっこりひょうたん島!?−
気が向いたんで蒲郡へ。
近場のリゾート(?)
学生の頃、大学が岡崎だった
ので、よく遊びに来た。
いや、正確には暇つぶし・・
ノスタルジックな
ドライブインの栄華も今は昔。
ザ・昭和である・・


ラグーナはもとより
駅前なんかにもヨットの
展示が目に付く・・蒲郡。
竹島でも例外ではなく・・
日本で初めて家族での
世界一周を果たした
「エリカ号」が展示されている
実は手作りだってさ!
今回は、訳アリで
到着したのがPM3:30
子供が楽しみにしてた
アシカショーも終わってたので
見学を断念した竹島水族館。
館内では、前述の
「エリカ」号のキャビンも
再現されている。
かつては、一大レジャースポット
だったであろう・・
今ではシャッターが閉まっている
店も多いが・・それでも
何故か外国人観光客で
あふれていた。
新鮮なアサリなどを
売っているお店もある。


んぁ?たしか・・・
記憶では、ヤバいくらいに
古めかしい
タコの形のスベリ台とか
暴走族の落書きとか、
木々がうっそうと生い茂り、
夜中にはカップルが▲♂★な
公園がココに存在したはず・・?
どうやら2007年に
日本宝くじ協会の
助成事業として、旧竹島園地を
観光客や市民らが憩う
開放的な広場「俊成苑」として
再整備したらしい・・
約7800平方メートルの
敷地一面に芝生。
園地の名の由来は、
ふるさと創生事業として
旧竹島園地内に平成3年に
建立された藤原俊成像。
大昔にお目にかかった時は
カモメのフンで薄汚れてたけど・・
随分と、綺麗になりましたな。
藤原俊成は、平安末期に
蒲郡の地を開拓したとされる
歌人。


そんな藤原君が見つめる
視線の先には、
ひょっこりひょうたん島。
ちなみに大潮と時には
岸から竹島まで完全に
干上がるため、例年
多くの潮干狩り客が訪れ、
人で埋め尽くされる。
解禁は4月初旬から
5月下旬まで・・
竹島は、総面1.9ヘクタール
これまでの調査で
65科238種の高等植物の
自生が確認されており、
暖帯林特有の照葉広葉樹に
おおわれている様相は、
対岸のクロマツ林等の植物相と
大きく異なる特異的な環境。
竹島と対岸は
約400m離れており
竹島橋で結ばれている。
橋が無い時代には船で
渡っていたらしいが、昭和7年
名古屋の繊維問屋が
自費で橋をかけ、
寄付したようだ。その後
伊勢湾台風に破壊され、
現在の橋は昭和61年に再建。


桟橋を渡りきると
大正4年にできた
鳥居に出迎えられる。
竹島の中心部には
八百富神社(通称:竹島弁天)
日本七弁天のひとつで
開運・安産・縁結びの神
としても知られる。
三河湾国定公園の
中核となる竹島は
その特異な自然環境から、
島全体が国の天然記念物に
指定されている。
だから何?って訳でも
ないが、木々は大切に
扱われ、火事防止で
禁煙だ。
300余段の階段で
いざ、登頂開始。
特に信仰心の無さそうな
イチャイチャカップルから、
健康の為の運動がてらの
地元のオッチャンまで・・
結構、賑わってたな。
少なくとも、階段の下までは。


竹島弁天(八百富神社)は、
市杵島姫命を祀る神社で、
藤原俊成卿が
三河の国司として在任中、
琵琶湖の竹生島より勧請した
のが起源とされる。
徳川家康も参詣したってさ。
竹島には、他にも
宇賀神社、大黒神社
千歳神社、八大龍神社など、
八百富神社も含めると
小さな島に5つも拝殿がある。
御利益5倍っぽいが、
神様は喧嘩しないのか?
竹島側から望む向こう岸。
橋が架かっていなければ
蒲郡の孤島だが、東海地方の
日帰り癒しスポットとしては
充分な存在であろう。
また、三ヶ根山スカイラインや
三河湾スカイラインから
見下ろせば、また違った眺望も
楽しめるはずだ。


対岸に見える
蒲郡プリンスホテル。
旧蒲郡ホテルのこの建物は、
城郭風の外観に
アールデコ様式の内装と
独特の建築。
つつじの名所として知られ
コールデンウィークには
つつじ祭りが開かれる。


島の周囲には
30分程で廻れる遊歩道がある。
遊歩道の看板の隅に
チャリンコがあるが、
当然、チャリでの
周遊は不可。
海に落ちる覚悟なら
止めはしないが・・


遊歩道といっても
ところどころ護岸はあるが
柵はなく、
完璧に整備してある
訳ではないので、
気軽に波間へ行ける。


当然、子供たちは
たわむれる@ワカメ。
海は思っていたより
澄んでいて綺麗だが
足場が悪い箇所も多い。
特に、意味なく座り込み
行く手を阻むバ・カップルには
要注意だ。


周囲は約680m。
花崗岩からなる竹島の一部は
その昔、名古屋城の
石垣として使用するため
切り出されたという。
今も良く見ると
当時、切り出した痕跡を
垣間見ることができる。


なにやら
ずいぶんと海が
緑色だなぁ・・・
一瞬、クロレラかと思ったぞ。
その正体は・・
打ち揚げられた
磯野ワカメちゃん。
いったい味噌汁何杯分?
持って帰りたいくらいだが、
漁業権の絡みで不可。


狭いながら、ビーチも。
いや、ビーチ?そんな大それた
モノじゃないな・・
ホント猫の額くらいの砂浜。
潮の干満にもよると思うが・・


貝類は、豊富のようだ。
しつこいようだが
漁業権の絡みで
指定日以外のアサリ採取は
不可。”見つけたら
即、警察に通報”って
脅しの看板が点在してた。


ま、でも貝殻拾いは
無問題でしょ?
長男坊主は、ドコに行っても
なにかを拾うのが
好きなようだ。
親に似て、収集癖あり?
アサリの貝殻が大半を
締めるが、中には
おみやげになりそうな(?)
ヤツもチラホラ♪
だから、どうって
訳でもないけど・・
宝探しのようで楽しめる。


ひとしきり
プライベートビーチ(?)を
満喫した後は、見晴らしの良い
高台へ・・突端は龍神岬と
呼ばれ、「竹島八景」の
ひとつらしいが、
肝心のその他の”八景”が
ドコなのかワカラズ。


沖合3kmには
無人島の三河大島。
三河湾と渥美湾の中間に
位置する、その島は
海水浴シーズンには
竹島埠頭から定期便が
運行され、”エセ”トロピカルな
雰囲気を醸し出すらしい。


久しぶりに訪れた竹島の散策。
最近、蒲郡は開発が進み
随分と様変わりした
印象を受ける。
中途半端なリゾート地に
成り下がらなきゃ良いが・・
温故知新の地であって欲しいと
切に願う。


さて・・・
竹島水族館のアシカショーに
間に合わなかったその訳は・・
自分に損な事故発生で・・
急遽、応急処置でのタイムロス。
事故の状況は・・
えぇ、一番やっちゃNGな
パターンです・・
自分への戒めの為に
あえて掲載。


強引な割り込み野郎を
怒って追いかけ、
勢い良く追い越しにかかって
スベって自爆。
若手芸人にありがちなタイプ(?)
「まわる〜ま〜わる〜よ
時代は まわる〜」と
ミユキナカジマの歌声が
走馬灯のように聞こえました。
幸い大事には至らず。


しかし、車って・・
いとも簡単にスリップします。
特に、減りかけたMTタイヤは。
単独で事故るのは勝手だけど、
同乗者や相手が居て
怪我でもした日にゃぁ
加害者だからね。
車も凹むし、気分も凹む。
皆さんも、事故には
お気をつけあそばせ・・・
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