気が向いたんで蒲郡へ。 近場のリゾート(?) 学生の頃、大学が岡崎だった ので、よく遊びに来た。 いや、正確には暇つぶし・・ ノスタルジックな ドライブインの栄華も今は昔。 ザ・昭和である・・ |
ラグーナはもとより 駅前なんかにもヨットの 展示が目に付く・・蒲郡。 竹島でも例外ではなく・・ 日本で初めて家族での 世界一周を果たした 「エリカ号」が展示されている 実は手作りだってさ! |
今回は、訳アリで 到着したのがPM3:30 子供が楽しみにしてた アシカショーも終わってたので 見学を断念した竹島水族館。 館内では、前述の 「エリカ」号のキャビンも 再現されている。 |
かつては、一大レジャースポット だったであろう・・ 今ではシャッターが閉まっている 店も多いが・・それでも 何故か外国人観光客で あふれていた。 新鮮なアサリなどを 売っているお店もある。 |
んぁ?たしか・・・ 記憶では、ヤバいくらいに 古めかしい タコの形のスベリ台とか 暴走族の落書きとか、 木々がうっそうと生い茂り、 夜中にはカップルが▲♂★な 公園がココに存在したはず・・? |
どうやら2007年に 日本宝くじ協会の 助成事業として、旧竹島園地を 観光客や市民らが憩う 開放的な広場「俊成苑」として 再整備したらしい・・ 約7800平方メートルの 敷地一面に芝生。 |
園地の名の由来は、 ふるさと創生事業として 旧竹島園地内に平成3年に 建立された藤原俊成像。 大昔にお目にかかった時は カモメのフンで薄汚れてたけど・・ 随分と、綺麗になりましたな。 藤原俊成は、平安末期に 蒲郡の地を開拓したとされる 歌人。 |
そんな藤原君が見つめる 視線の先には、 ひょっこりひょうたん島。 ちなみに大潮と時には 岸から竹島まで完全に 干上がるため、例年 多くの潮干狩り客が訪れ、 人で埋め尽くされる。 解禁は4月初旬から 5月下旬まで・・ |
竹島は、総面1.9ヘクタール これまでの調査で 65科238種の高等植物の 自生が確認されており、 暖帯林特有の照葉広葉樹に おおわれている様相は、 対岸のクロマツ林等の植物相と 大きく異なる特異的な環境。 |
竹島と対岸は 約400m離れており 竹島橋で結ばれている。 橋が無い時代には船で 渡っていたらしいが、昭和7年 名古屋の繊維問屋が 自費で橋をかけ、 寄付したようだ。その後 伊勢湾台風に破壊され、 現在の橋は昭和61年に再建。 |
桟橋を渡りきると 大正4年にできた 鳥居に出迎えられる。 竹島の中心部には 八百富神社(通称:竹島弁天) 日本七弁天のひとつで 開運・安産・縁結びの神 としても知られる。 |
三河湾国定公園の 中核となる竹島は その特異な自然環境から、 島全体が国の天然記念物に 指定されている。 だから何?って訳でも ないが、木々は大切に 扱われ、火事防止で 禁煙だ。 |
300余段の階段で いざ、登頂開始。 特に信仰心の無さそうな イチャイチャカップルから、 健康の為の運動がてらの 地元のオッチャンまで・・ 結構、賑わってたな。 少なくとも、階段の下までは。 |
竹島弁天(八百富神社)は、 市杵島姫命を祀る神社で、 藤原俊成卿が 三河の国司として在任中、 琵琶湖の竹生島より勧請した のが起源とされる。 徳川家康も参詣したってさ。 |
竹島には、他にも 宇賀神社、大黒神社 千歳神社、八大龍神社など、 八百富神社も含めると 小さな島に5つも拝殿がある。 御利益5倍っぽいが、 神様は喧嘩しないのか? |
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竹島側から望む向こう岸。 橋が架かっていなければ 蒲郡の孤島だが、東海地方の 日帰り癒しスポットとしては 充分な存在であろう。 また、三ヶ根山スカイラインや 三河湾スカイラインから 見下ろせば、また違った眺望も 楽しめるはずだ。 |
対岸に見える 蒲郡プリンスホテル。 旧蒲郡ホテルのこの建物は、 城郭風の外観に アールデコ様式の内装と 独特の建築。 つつじの名所として知られ コールデンウィークには つつじ祭りが開かれる。 |
島の周囲には 30分程で廻れる遊歩道がある。 遊歩道の看板の隅に チャリンコがあるが、 当然、チャリでの 周遊は不可。 海に落ちる覚悟なら 止めはしないが・・ |
遊歩道といっても ところどころ護岸はあるが 柵はなく、 完璧に整備してある 訳ではないので、 気軽に波間へ行ける。 |
当然、子供たちは たわむれる@ワカメ。 海は思っていたより 澄んでいて綺麗だが 足場が悪い箇所も多い。 特に、意味なく座り込み 行く手を阻むバ・カップルには 要注意だ。 |
周囲は約680m。 花崗岩からなる竹島の一部は その昔、名古屋城の 石垣として使用するため 切り出されたという。 今も良く見ると 当時、切り出した痕跡を 垣間見ることができる。 |
なにやら ずいぶんと海が 緑色だなぁ・・・ 一瞬、クロレラかと思ったぞ。 その正体は・・ |
打ち揚げられた 磯野ワカメちゃん。 いったい味噌汁何杯分? 持って帰りたいくらいだが、 漁業権の絡みで不可。 |
狭いながら、ビーチも。 いや、ビーチ?そんな大それた モノじゃないな・・ ホント猫の額くらいの砂浜。 潮の干満にもよると思うが・・ |
貝類は、豊富のようだ。 しつこいようだが 漁業権の絡みで 指定日以外のアサリ採取は 不可。”見つけたら 即、警察に通報”って 脅しの看板が点在してた。 |
ま、でも貝殻拾いは 無問題でしょ? 長男坊主は、ドコに行っても なにかを拾うのが 好きなようだ。 親に似て、収集癖あり? |
アサリの貝殻が大半を 締めるが、中には おみやげになりそうな(?) ヤツもチラホラ♪ だから、どうって 訳でもないけど・・ 宝探しのようで楽しめる。 |
ひとしきり プライベートビーチ(?)を 満喫した後は、見晴らしの良い 高台へ・・突端は龍神岬と 呼ばれ、「竹島八景」の ひとつらしいが、 肝心のその他の”八景”が ドコなのかワカラズ。 |
沖合3kmには 無人島の三河大島。 三河湾と渥美湾の中間に 位置する、その島は 海水浴シーズンには 竹島埠頭から定期便が 運行され、”エセ”トロピカルな 雰囲気を醸し出すらしい。 |
久しぶりに訪れた竹島の散策。 最近、蒲郡は開発が進み 随分と様変わりした 印象を受ける。 中途半端なリゾート地に 成り下がらなきゃ良いが・・ 温故知新の地であって欲しいと 切に願う。 |
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さて・・・ 竹島水族館のアシカショーに 間に合わなかったその訳は・・ 自分に損な事故発生で・・ 急遽、応急処置でのタイムロス。 事故の状況は・・ えぇ、一番やっちゃNGな パターンです・・ 自分への戒めの為に あえて掲載。 |
強引な割り込み野郎を 怒って追いかけ、 勢い良く追い越しにかかって スベって自爆。 若手芸人にありがちなタイプ(?) 「まわる〜ま〜わる〜よ 時代は まわる〜」と ミユキナカジマの歌声が 走馬灯のように聞こえました。 幸い大事には至らず。 |
しかし、車って・・ いとも簡単にスリップします。 特に、減りかけたMTタイヤは。 単独で事故るのは勝手だけど、 同乗者や相手が居て 怪我でもした日にゃぁ 加害者だからね。 車も凹むし、気分も凹む。 皆さんも、事故には お気をつけあそばせ・・・ |