2007.05.05
潮干狩り in 日間賀島 −月と太陽の引力スペクタクル− 
GWも終盤戦。
どこ行っても混みまくる・・
かと言って、どこにも
行かないのも・・・・・
子供の日だしね♪


そんな訳で、嫁の弟の嫁さんの
実家である日間賀島へ行く。
(限りなく他人に近い親戚だね)
日間賀島は、三河湾に
浮かぶ、名古屋から
一番近い島。


島に渡る時、嫁の弟の嫁さんの
お父さん(ややこしいな・・)の
漁船で、いつも迎えに
来ていただくのだが・・・
今回、親父さんが急用。
海上タクシーで海を渡る事に。


海上タクシー”スバル”の
コクピットは様々な計器が
ならび・・舵輪が男心をくすぐる。
自分も船舶免許を
持っているが、
ペーパードライバー・・
ランドクルーザーの
維持で精一杯だ・・


ブリッジにある
スロットルレバーで
船長気取り?
実はビビって引きつり笑い・・
左手はレバーを、
右手は男子の大事な部分を
握り締めている・・
約5分で西港着。
日間賀島は、周囲5.5km
人口約2300人。
ナゴヤドーム約16個分の面積。
海の幸の宝庫で釣りや
海水浴に適しており
プチリゾート気分を
それなりに楽しめる・・か?
島内は、とにかく
区画整理なんてものは
皆無。細い路地と
坂道で、巨大迷路だ。
迷ったら最後、
気が付けば
他人の家の庭の中?

今回の目的は
潮干狩り。
嫁の弟の嫁さんの弟
(ややこしすぎる・・)が
転がす軽ワンボックスで
歩いてもしれている距離を
リムジンっぽく移動。


島内に数箇所ある
潮干狩りスポット。
島外者の採取日は
限られており、この日は
解禁日。
まだ潮が引いていないが・・
待ちきれない人々が群がる。
あさり採取について、
漁協の注意書。小さい
「あさり」は採取しない・・など
まぁ、当たり前のマナーだね。
ちなみに日間賀のアサリは
超ブランド品。市場では高級品。


気合の入った
潮干狩りフル装備で
戦闘態勢にはいる。
我が家の食生活が
豊かになるか否か・・
天下分け目の潮干狩り。
潮干狩り初体験の
息子ども。
純真無垢なので
汚れた大人の「食費を浮かそう!
狩猟な欲望計画」は知らない。
単純に、海の中に
貝がいる事に感動♪
えぇ、それで良いんだよ・・
自然の恵みに感謝♪
自力で食べ物を手に
入れる体験ができる楽しさ。


潮干狩りのイメージは
砂地の干潟なのが一般的だが
日間賀では、磯って感じ。
あさりは岩の近くか
岩の下が狙い目である。
集団で固まっている事が多い。
礒場なので、岩もゴロゴロ。
小さい子供は要注意。
コケたら血だらけは
まぬがれない・・
あれ?次男坊、平気だな・・


潮干狩りは
スポーツです(笑)
思うより日差しが強いので
本来は長袖シャツがおすすめ。
足元は、履きふるした
スニーカーか、アクアソックの
ようなもの。


鋭い貝殻や、
ガラスの破片が
埋まっていることもあるので
軍手は、必ず着用したほうが
良いだろうね。
爪の間に砂も入りにくくなるし。
熊手は普通のでも良いが、
アミ付きのものが便利。
それにしても、大人も子供も
楽しめるレジャーだ。
ある意味、宝探し。
純真な子供心と
欲の塊な大人心。
大量でウハウハか?それとも
晩飯が抜きになるか・・?
生活がかかっているので
親も子も、一心不乱に
掘りまくる・・(笑)



みるみる潮が引き
立派な磯場が姿をあらわす。
もっとも・・パンチの効いた
オバちゃん連中は、
潮が引く前に
腰まで浸かってますけど・・


潮の干満は、月と太陽の引力が
起こすスペクタクルな現象。
潮の引いた
礒の潮だまりには
色んな生物が・・
今度は礒遊びメインで来たい。
アサリに限らず、
貝の砂抜きには・・
その貝が生息してた
採取地の海水が最適♪
持ち帰り用のペットボトルを
用意すると良いね。


とりあえず現地で砂抜き。
海水を入れておくと
砂は抜けるが、貝が呼吸して
酸欠になるので
エアレーションしたほうが良い。
傷みやすいので傷つけた貝等は
取り除く。


うん♪適度に。
持ち帰る時は水を切る。
表面を洗い流すだけなら
真水は殺菌になり良い。
アサリ汁・・酒蒸しなんかが
定番だけど、個人的には
最後は佃煮がおすすめ。
あ〜もう食べる気満々♪


島の中は
軽四自動車が目立つ。
徒歩でも2時間あれば
一周できる面積なので、
荷物運搬用としての役割。


移動手段はこちらが主流。
島内の原付保有台数は
なんと898台!
(2006年2月調べ)
人口密度と島の面積に対して
日本一の保有台数らしい。


島で唯一(?)の
ガソリンスタンド?
どことなく異国風。
その他、唯一の信号機(点滅)、
唯一の焼肉屋・・など
唯一が多いが・・コンビニらしき
店やハンバーガー店もある。


西港の・・観光客的
メインストリート。
夏の海水浴シーズンなどは、
水着の若者と、
お土産オバチャン集団で
占拠される。


日間賀島と言えば
タコの島と言われるくらい
タコが有名。
あいにく今年は不漁らしいが・・
西港・東港ともに
タコモニュメントがあるが、
東西では手の挙げ方が違う。


マンホールもタコ・・・
どこまでも”タコ”で。
押し出しの強さは
観光地ならでは。この他
フグバージョンもあるので
見つけてみては?
初夏とはいえ
まだまだ海水浴には
ちと冷たい・・
プライベートビーチな
波打ち際で軽やかなステップ♪
海の幸を堪能したいとか、
釣りや海水浴したいとか、
なにか目的を持って
来島しないと・・日間賀島は
暇化島になってしまう。


そんな訳で・・・
あの手この手で
どうにか盛り上げようと
する雰囲気は伝わってくるね・・
子供向けな参加体験型
キッズアドベンチャーでは
色んなプログラムが
用意されている。
詳しくは日間賀島観光協会に
でも問い合わせると良いかと。


夕刻という事もあり、
すぐに体験できそうな
ハンドクラフト「海の宝物作り」を
とりあえずチョイスしてみる。
要するにビーチで貝殻拾って
・・・・・
ボンドで木切れに
好きなようにくっつけるだけ・・
親子の共同作業に
センスを問われる
・・・・¥350
少々ボラれた感は否めない。
お金で買えない価値がある。
その笑顔・・・price less
ま・・まぁ、
その他にも楽しそうな
アクティビティがいっぱい♪
各プログラムで、スタッフが
親切にしてくれるので心強い。
きらめく太陽(曇りだけど)
白い砂浜・・マリンブルーの海。
そう、ここは日間賀島・・
西港側はサンセツトビーチ。
東側はサンライズビーチ。
安易な横文字ネーミングだが
気にしてはいけない。


さぁさぁ
まだまだ日間賀には
見所が盛りだくさん・・・・
名残惜しいが
本日はメインの潮干狩りを
堪能したのでこれにて退散。
帰りは、嫁の弟の
嫁さんの親父さんに
漁船で送っていただく。
そうそう、日間賀の島人は
あったかくて良い人が多い。


年中海の幸を満喫できる
日間賀島。
自然と触れあえる
くつろぎの島。
今回は、島の魅力の
ほんの少しをカジっただけ。
また来ようね。
きっと、また
違う何かが待っているハズ!

ホームへ


戻る